おはようございます!伊藤智子です。

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photo by Hiroyuki

 

授業で必ずやること

今日は英語とは切っても切れない関係にある「読解力」について書きます。

まずは、私が授業で大事にしている「要約する力」について書きたいと思います。

私の授業の中では、長文を読んだときには必ず、解説の前に生徒さんに長文の内容を要約してもらっています。

生徒さんは、今これを読んで、「確かに必ず要約を言わされる…」と思っていることと思います。

実は、とっても重要だからやっているのです。

この習慣は数年前に始めたことで、昔からやっていたわけではありませんでした。

でも、重要だと気づくきっかけがあったのです。

それは「和訳ならほぼできるけれど、なぜか設問ではミスが多く、点が取れない」という悩みを持った生徒さんとの出会いでした。

最初は「問題慣れ」していないのだろうと思い、いろいろなパターンの過去問を解いてみましたが、なかなか改善しませんでした。

もうひとつ、問題がありました。

それは、たまに和訳をしたときに、「その和訳は、話の内容からして、あり得ないのでは!?」と思う間違いをしてしまうことでした。

たとえば、ずっと女性の社会進出に賛成している内容の文章があったとして、結論を和訳すると、なぜか「女性の社会進出は良くない」という訳を作ってしまうとか。

和訳を間違えることは誰にでもあるのですが、「文脈から考えて、これはおかしいのでは?」と思える感覚は非常に大事だと思うのですね。

そういう感覚を持てないのは、英語力の問題というより、読解力の問題なのです。

先ほどの、「和訳はほぼできるけれど、設問で点が取れない」というのも、結局、設問で問われていること(選択肢の中から、本文の趣旨と合う内容を選ぶ、など)には答えられなくて、点が取れないのですね。

だから、本当の意味で和訳できているわけではありません。

英文を日本語に「置き換え」てはいるけれど、内容を理解して置き換えているわけではないので、たまに主張から外れた和訳が出来上がってしまうのです。

読解力とは

文章において、読解力とは、非常にシンプルに言うと「筆者はこの文章で何を言いたいのか。」ということをつかむ力です。

もう少し詳しく言うと、文章全体の流れを把握し、(ここは主張、ここは具体例、ここは自分の主張を支持する引用部分、ここは結論、など文脈の把握)「この具体例は、何を言いたくて挙げられているのか」などを理解しながら読む力です。

英語長文も、結局「国語」なわけで、難関大学の入試問題にもなれば、読解力が求められてくるわけです。

(簡単な入試問題だと、長文問題のように見せかけて、実は文章の内容が読めていなくても解けてしまう知識問題ばかり、というものもありますが・・・。)

だから、英文を読みながら「結局、筆者は何を言いたいのか」を考えることは大事です。

それによって、読解力も鍛えられていきます。

意識して読むか否かが差になります

このような理由で、私も授業の中では、生徒さんに文章の要約をしてもらって、内容をまとめる練習をする機会を作っているというわけです。

 

どんな勉強においても効果的

上に書いたヒントは、英語に限ったことではありません。

何か学んだときに「結局、一言で言うと、どういうことなのか」ということを頭の中でまとめる訓練をしてみましょう。理解と記憶のために、非常に有効ですよ!

 

それでは、今日はここまでにします。

良い一日を過ごしましょうね!