おはようございます。伊藤智子です。

今日もブログにお越しくださり、ありがとうございます。

今日は是非皆さんとシェアしたい言葉をお届けします。

宇野千代さんの『私の幸福論』からの抜粋です。この本は女流作家の宇野千代さんが、95歳のときに講演でお話しされたときの内容がまとめられた本です。(宇野千代さんは1996年、98歳で亡くなっています。)

私は、本をそんなに多読はしていませんが、気に入った本を見つけたら何度も読むタイプです。この本も何度目かわからないのですが、久しぶりに、改めて読み始めました。1年、2年おきに読み返し、新鮮な発見や感動を得ています。

今のあなたの能力は、氷山の一角です

「今のあなたの能力は、氷山の一角です。
・・・今、あなたが、「私にはこんな才能がある」と思っている能力は、氷山の一角、三角形のほんの上の一部分なのです。あなたのほんとうの能力は、その巨大な三角形の氷山の水中深ーく、深ーく、はかり知れないほど深く隠されているのです。
 あなたが、今、三十歳であろうと、六十歳であろうと、八十歳であろうと、それは関係ありません。
 私は、九十五歳の老人であるけれども、まだ、まだ、ほんとうの力を出し切っていないのだからと、毎日、毎日、仕事に精を出しているのです。」

どうですか?

私は、人生の大先輩のエネルギッシュで前向きな言葉に、頭が上がらない思いです。

九五歳にして、まだまだこれから、と努力されている方の言葉を前にすると、なんの言い訳もできない気分になります。

私自身、数年前にこの本を初めて読んだときに、自分がいつの間にか「私はこのくらいの能力だ」と限定していることに気が付きました。当時はいろいろあって、気持ちが小さくしぼんでいました。でも今では、まだまだ努力で発掘できる力がきっとある、と信じています。

若い時は、はたから見ると、可能性の塊です。受験生の皆さんは、私からすると、可能性の塊でしかないです。でも、「自分の人生は可能性に満ち溢れ、なんだってできる!」と思っている若い人は、少ないようにも思います。

でも、広い世の中を見て、どんなところにも生き生きと頑張って活躍している人がいることを知ると、きっと視野が広がり、自分の人生にも、また周りの人の人生にも、可能性を感じることができると思います。

さて、『私の幸福論』では、こんな言葉も続いています。

「能力は天与のものではなく、つくるものである。」

「無限の能力を掘り起こしてください。その能力を社会に役立ててください。それが、人間としてあなたに与えられた使命なのですね。」

お互いに、能力を掘り起こし、社会に役立てていきましょう!

それでは今日は、この辺で。

 

この記事を書いた人:

東大卒 英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子