おはようございます。伊藤智子です。

ブログにお越しくださり、ありがとうございます!

初めての方は、「ブログのご案内 はじめに」をご覧ください。

 

photo by Hiroyuki

今日は大学受験生だけでなく、中学生などにも参考にしてほしい話を書きます。

それは、基本文を暗記することの意味についてです。

英語力を伸ばしたい方、英語学習を成功させたい方、ぜひ読んでみてください。

基本英文を覚える意味

これは一度以前書いた記事ですが、必要なことを付け加えて再びお届けします!

さて、質問です。ここに頻出の英作文の問題があります。

「今日できることを明日に延ばすな。」という問題です。

英文はパッと思い浮かびますか?

 

書き方はいろいろあるでしょうが、この文は、受験までには基本文として覚えておくべき英文です。

Don’t put off till tomorrow what you can do today.

(Don’tはNever、untilはtillでも良いです)

これは、格言なので、そのまま使えるようにしたいですよね。

英文を丸ごと覚える意味

改めて確認したいことがあります。

文を丸ごと覚える、ということには、大事な意味があります。

大学受験指導をしていて、特にここ10年くらい感じていることですが、「丸暗記」が、やや批判的にとらえられている節があります。その背景には、理解せずに丸暗記しても結局使える知識にならない、という考え方があると思います。

そのせいか、基本的な英文を覚えていない高校生が多いことを感じています。

確かに、理解せずに丸暗記するだけでは、そもそも記憶を長く保持することが難しいですし、勉強が辛くなってしまう側面もあると思います。

でも、だからといって、丸暗記を否定的に捉える必要はないと私は考えます。

理解しながら覚えればよいのです。

さらには「型を覚えて演習を繰り返す中で、ようやく理解できることもある。」のです。

私は、基本事項のきちんとした暗記は、学力飛躍の土台だと考えています。

特に英語に関しては、文法教材の「重要例文」「基本文」と書いてあるような文を覚えることは、英語力アップに大きな効果があります。

「英語ができない」という人には、いろいろなステージがあるのですが、

「単語は知っているけれど、文として組み立てられない」という人もいるんですね。

その原因は、語と語のつなぎ方をしっかり身につけていないこと

基本文暗記は、語と語をどうつなげるか、というサンプルを、自分の中に集めることになります。

基本文というのは、数学の公式のようなものです。

数学の公式に数字をあてはめて計算するように、

基本例文を覚えていれば、単語をあてはめて、文を作ることができるのです。

基本文をある程度覚えると、どんな英作文の問題を見ても、「あ、あのパターンを聞かれているのね。」と、分かるようになります。

東大合格の英語力の土台は基本例文暗記で作った

私自身、中学1年生で普通に日本で英語の勉強を開始して、英語を得意科目にすることができるようになったおかげで大学受験を突破できたのは、基本例文の暗記をしたからだと言えます。

私の通った中学高校では、毎年冬休み明けに、「英文テスト」があったのですが、それがものすごい量の範囲なんですね。全部で1000文くらいある教材の例文を覚えて、そこから出題されるのです。(範囲は、毎年半分に絞られていました)まじめにやるのは本当に大変で、冬休みはそれに全力投球でしたが、その勉強をやるうちに、言いたいことが英語で自分の中から出てくる感覚をつかむことができるようになりました

使う骨格がすぐに見えるので、あとは肉付けするだけ。

でも、これを知らないと、全部イチから英文を考えることになります。

文法問題も、基本文を押さえていると、「あ、あの文法だ。」とすぐ分かるものも出てきます。

基本を固めれば、応用ができるようになるのは難しくありません。

まとめ

このように、基本文を覚えてしまうことは、英語力を伸ばすための基本固めに非常に有効です。

ことわざ、慣用句はもちろん、重要基本例文は、理解するだけでなくぜひ覚えてしまいましょう。

特に大学受験に向けた話をすれば、中学生から高校1、2年までに、この作業をやれたらいいですね。

受験生は、丸暗記に時間をかけるより、理解重視で、文の骨格部分を覚えることに注力しましょう。

それでは今日は、このへんで!

良い1日をお過ごしください。

 

この記事を書いた人:東大卒 英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子

■受験相談・学習相談をしたい方、大学受験指導のお問い合わせ等は、サービスのご案内のページをご覧いただいたうえで、お問い合わせください。