何から勉強したらいいのかわからない人へ 〇〇から手を付けてみよう!
こんにちは!学習塾Dear Hope代表の伊藤智子です。
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当塾では「学習・受験カウンセリング」といって、塾生ではなくても、自分の勉強法や受験のことなどを受験のプロに相談できるメニューがあります。(詳しくはこちらです)
その中で、とても多いのが、「勉強をやろうとは思うのだけど、何から手をつけたらいいのかわからない」というご相談です。
何から手を付けたらいいのかわからない
「やらなきゃ」という気持ちはあるし、
「成績を上げたい!」とも思う。
「一度、思い切り勉強してみたい」とも思う。
「受験で後悔しなくない」とも思う。
それなのに、そのために今日、何をしたらいいのかわからない。
そのようなご相談があったとき、
私が必ず言うのは、
「今週、学校で小テストはありますか?もしあったら、それで満点を取る勉強をしてごらん」ということです。
これを言うと、おそらく多くの人は、瞬間的に、
「そんなことをしても、受験では成功できない」
「自分が聞きたいのはそういうことじゃない。もっと打ち込める何かを求めているんだ!」
と思うようです。
気持ちはよくわかります。
でも、よく考えて欲しいのですが、目の前の、例えば英単語の小テストだって、立派な、受験に役立つ知識なのです。
でも、あまりに小さなものに見えるために、「そんなことをやっているだけでは、どうしようもない」と思ってしまうのですよね。
そして、何か特別なものを求めて、結局小さなことには手がつけられない。
日頃の小さな積み重ねの勉強とは別のところに、何か特別な「受験成功のための勉強」があるのではなくて、日頃の小さな積み重ねにこそ、自分の学力を伸ばしていく鍵があるのです。
何か特別な勉強があるわけではない。目の前にあることがヒント
千里の道も一歩から、とは、まさにこういうことです。
仕事も、人生も、同じことのように思います。
成功したいと思った時に何か特別な方法があるように思うのです。
うまくいっている人は、地道なことでななく、特別なルートを通ったように思えるのです。
でも、意外にそうではなくて、目の前にあることに、成功の秘訣が隠されているのだと思います。
そういう目で、小テストなどを見てみてはいかがでしょうか。
ちなみに、受験生を見ていると、日頃の小テストをサボっていても、成績を伸ばす人もいます。
でもそういう人は、小テストでやらなかった分を、自分で埋め合わせをしてるだけです。
それだったら、いま目の前の小テストに、全力で取り組んでみてはいかがでしょうか。
まずは試しに小テストで満点を取り続けてみて、それから、自分に合っている方法を考えても良いのでは、と思います。
小さな成功体験を積み重ねる
私の場合は、定期テストや模試など、大きな試験でホームランを打つ自信がなかったので、せめて小テストでは頑張ろうという動機で、小テストを大事にしていました。
結果としては、大きなテストでも、同じ要領で(とはいっても、範囲も広くて大変なのですが)うまくいったと思います。
小さな成功体験を積み重ねると、「やればできる」という前向きな気持ちを持って勉強に取り組めるのです。
ベイビーステップを踏めた自分を褒めよう!
勉強も、受験も、すべて自分の人生の一部です。
そう考えたとき、「小さな一歩を踏み出して、そう出来た自分を肯定する」という循環をつくっていくことが、長期的に成長できる秘訣なのではないでしょうか。
勉強法は、人それぞれ、合うものが違いますが、
「何から手をつけたらいいのかわからない」という人に、ヒントになればと思います。
この記事を書いた人:
学習塾Dear Hope 代表 英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子