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【合格体験記】部活漬けから勉強漬けへ 諦めずに走りぬき、現役合格!

Posted by 伊藤 智子 on
合格体験記

 こんにちは。学習塾Dear Hope塾長の伊藤智子です。今日は、今年の受験生からいただいた合格体験記を紹介させていただきます。

 高3の5月に部活動が終わってから本格的な受験勉強をスタートしたKさん。本番までの時間が非常に短い中で、受験勉強は、常に時間との戦いでした。しかし、諦めずに走りぬき、見事、多くの受験校に合格!

 Kさんの素晴らしいところは、まずは、アドバイスを聞いてスパッと勉強法を切り替え、基礎固めから着実に行ったこと。さらに、スタートが遅く、周りから少し後れを取っている部分があっても、言い訳をせずに黙々と努力で挽回しようとしたところです。こうした姿勢が、志望校への現役合格という形で実ったのだと感じています。

 Kさんは、自身の経験を踏まえ、後輩の皆さんへのアドバイスもたくさん書いてくれました。ぜひ、参考にしてみてください。

【合格体験記】法政大学(文)・青山学院大学(文)・学習院大学(文)ほか多数合格

高3の5月まで部活に励み、スタートの遅かった受験勉強

 私は、高校3年生の5月に部活を引退するまで、受験勉強を本格的には始めていませんでした。それまでは、勉強に対するモチベーションが無く、定期テスト前の勉強くらいでしか机に向かっていなかったため、学校の成績も振るいませんでした。このため、部活を引退し、毎日勉強だけをする生活に切り替えなければならないことは、勉強の習慣がついていなかった私にとって大変苦痛でした。このころを振り返ってみて思うのは、本格的に受験勉強を始めようとする前に、まずは勉強の習慣をつけることが大切だということです。勉強の習慣がついている人は、本格的な受験勉強が始まっても、それまでとあまり変わらず勉強できると思います。したがって、まだ勉強の習慣がついていない人は、なるべく早い段階で、少しずつでも毎日勉強する癖をつけた方がスムーズに受験勉強に入ることができると思います。

高3の7月に入塾。勉強法を変え、成績が向上

 私は、高校3年生の夏にDear Hopeに入塾しました。それまでは、学校にいる周りの友達と比べると基本的なことが出来ていないのに、同じような勉強をしようと、実践的な問題集や自分にはレベルの高い英語の長文の問題集などをとにかく色々買って、数をこなしていました。でも、このDear Hopeに入ってから、基本を固めることと、繰り返し同じ問題を解くことが重要だと学びました。入塾後は、先生の指導の下、まず文法の基礎からやり直しました。文法の問題集を使って基本を頭に入れ、次に実践的な長文を読むようにしました。その結果、自分でもはっきりわかるくらい英語が伸びました。間違えた問題についてもミスの原因を理解しやすくなった上に、単純な文法ミスも減りました。

 入塾する前に行っていたような、長文の問題集に次々と手をつけて数をこなす学習では、ひとつの長文の中にある何個もの大事な表現などを拾いきれていなかったのだ、と感じました。さらに、勉強法について先生にいただいたアドバイスに従って、塾の授業で扱った長文を家で毎日音読したり、電車の中で黙読するようにしました。この結果、それまで軽く流していた長文の中の句法などをしっかりチェックするようなり、その長文に含まれている重要な文法や単語を吸収できる量が大きく変わったと感じました。

 私は、塾での映像授業も併用し、英文法の基礎固めを高速で進めました。映像授業は塾でも家でも見ることができました。塾で見たときには、すぐに質問もできてマンツーマンの授業と変わらない感じで活用できました。また、章ごとに確認テストもあり、定着をはかれました。

センター試験の経験を踏まえ、試験日程を調整したことが勝因に

 最初の入試であるセンター試験本番は、やはり模試とは違う空気感でした。私はその空気感に全く慣れていなかったので、今までになく緊張してしまいました。程よい緊張は集中力を高めるので必要だと思いますが、過度な緊張は焦りと不安をもたらすと感じました。このときの経験を踏まえて私大の受験スケジュールを組み、1月に私立の受験を1回入れて本命の試験までに場慣れの機会を作りました。自分は緊張しやすいと感じる受験生の皆さんには、練習として私立の試験を早い段階で受けるように受験計画を立てることをおすすめします。

 また2月の私立入試も、受験日が多くなりがちですが、試験日が連続するようなスケジュールは避けることをおすすめします。試験は予想以上に精神力と体力を削られます。なので、私は連続して試験を受けないこと、前日はしっかり休むことを心がけました。これが第1志望の学校を万全の状態で受けるためにも大切なことだと思います。

 また、秋から冬にかけては、休日は、朝5時半に起き、自宅で2時間ほど勉強したあと、朝の9時から夜の9時まで、ずっと図書館にこもって勉強していました。その頃は、知識を充実させるため、知らない知識を覚えることを中心に必死で勉強しました。しかし、本格的な受験シーズンに入ってからは、コンディションを整えるため、勉強と休息のバランスに気を付けました。この時期は、新しい知識を入れるよりも、それまでに培った知識を復習する勉強を重視しました。直前期に新しい知識をどんどん入れようとすると、知らないこと、分からないところがたくさんあるように感じて不安になってしまうと思います。ですので、直前期は、復習を中心に勉強することをおすすめします。

受験を支えてくれたもの

 最後になりますが、Dear Hopeに入ることができ、英語力が伸びただけでなく、受験の不安を気軽に相談出来る先生に出会えたことが受験の支えでした。私は受験は1人で乗り越えるものではなく、信頼出来る先生や家族、友人の支えがあってこそ乗り越えられるものだと思います。ここで出会えた先生方、ここで共に学べた友人の支えがあったからこそ合格できたと思います。本当にありがとうございました。

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 Kさん、あらためて、おめでとうございます!

 体験記の中でKさんも書いてくれていますが、ふつうは「受験勉強」となると、難しい問題を解かなくてはいけないと焦ってしまうものです。周りの友達が難しい教材を使っていたらなおさらですね。でも、Kさんは、高3夏というタイミングで、一度踏みとどまって、ちゃんと基礎から徹底的に勉強できたことが、その後の飛躍を支えたのだと思います。

 それから、部活に励んでいた期間は本格的な受験勉強をしていたかったとのことで、その部分について、遅れてしまっている焦りもきっとあったと思います。たまに少しだけそうした不安を聞くこともありましたが、基本的には、「やれるだけの努力をやるしかない」と、前を向いて突っ走り続けていた姿が、とても印象的でした。私大入試が厳しさを増す中で、しっかりと合格をつかむことができて、本当に良かったですね!今後のご活躍も、心から期待し応援しています!

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