Monthly Archives

One Article

勉強しているのに、伸びている実感がないとき、どうすればいい?

Posted by 伊藤 大幸 on
Categories

今回は、受験生からいただいた以下のご質問にお答えします。

「勉強しているのになかなか伸びません。どうすればいいでしょうか。」

模試の点数が上がらなかったり、過去問を解いても思うように正解できなかったりすると、「このまま同じ勉強を続けていて大丈夫なのだろうか」と不安を感じることと思います。

質問者のレベルや学習状況によるため、このご質問に一律にお答えするのは難しいのですが、大まかには、次の3つのいずれかの対応になります。

  1. 日々の勉強量を増やす
  2. やり方を変える
  3. 現状のまま継続する

これらのうちどの対応が良いかを見極めるためには、以下の3点をチェックしてみてください。

①成果が現れるに足る量を積み重ねているか

勉強の仕方が正しくても、量が足りていなければ、成績の伸びは芳しくありません。特に、勉強経験が少ないうちは、「このくらいやれば、このくらいできるようになる」という感覚に乏しいことがあるため、実際には量が足りていないのに「伸びていない」と判断してしまうことがあると思います。

勉強とは、船で川を上るようなもので、一定の推進力(=勉強量)があって初めて上流に向かって進むことができます。さらに、現在行っている勉強の仕方が正しいのか、自分に合っているのかとうことも、ある程度量をこなさないと見えてこないものです。

勉強量が足りていないと感じる場合は、すき間時間を活用する、机に向かっていない時間に想起を行うなど、工夫によって量を確保しましょう。

②狭い範囲でも、以前できなかったものを、できるものに変えられているか

今の勉強のやり方が合っているかどうかを、自分で直接判断するのは難しいものです。そこで、勉強のやり方に問題があると疑われる場合は、講義で重要なものとして紹介された知識や問題、テキストに太字で書かれている内容など、まずは限られた範囲をきちんとマスターできるかどうか、今のやり方で実験してみることをお勧めします。

例えば、授業内で演習した5問が翌週に根拠をもって解けるようになっているかどうか、自分で決めた1つの分野の重要なキーワード(5つ程度)とその意味を想起し説明(セルフレクチャー)できるかどうか、などです。

もし、自分なりにはきちんと取り組んでいるつもりなのに、その5問が翌週になってもあやふやな状態であれば、勉強のやり方を見直した方が良いでしょう。

教えている側からすると、自主的にたくさん問題演習などに取り組んでいたとしても、授業で扱った問題の復習が甘く、翌週きちんと解けるようになっていない生徒さんは、なかなか伸びません。

なお、そもそも基本的な勉強の進め方をあまり知らない場合には、勉強法について調べたり、経験のある人からアドバイスを受けたりすることも有効です。

③点数にはまだ表れていなくても、以前とは違う変化を感じているか。

勉強が成績に反映されるまでには、一定の期間が必要です。特に、学習者のレベルが上がり、取り組んでいる問題の難易度が上がってくるほど、この傾向は顕著です。

このため、思うような成績の伸びを感じられていなかったとしても、勉強の仕方が正しく、量も足りていれば、あとは時が満ちるまで倦まず弛まず継続するのみ、という場合もあります。

このようなとき、例えば、以前は問題を見ても何も浮かばなかったが、今は、曖昧であるものの、関連する分野のキーワードが浮かんでくる、最初の方針は見えるようになった、など、直接点数に反映されるほどの変化ではないものの、自分の中で変化が感じられるようになっているなら、正しい方向に勉強が進んでいる可能性は高いと思います。

このような、以前とは違う「感触」や「手ごたえ」があるなら、焦って勉強法を大きく変えるより、もう少し続けてみてもよいと思います。

自分では判断しにくいときは、第三者の目を借りる

ここまで読んで、「自分の勉強量が十分なのかどうかも、変化が起きていると言えるのかどうかも、よくわからない」と思われるかもしれません。

実際、自分では「こんなにやったのに伸びない」と思っていても、経験のある人から見れば、量が全然足りておらず、まだ成果を判断する段階ではないこともあります。

反対に、「もう少し続ければ伸びるだろう」と思っていても、教えている側から見れば、以前に重要だと伝えたことがいつまでも身についておらず、やり方を変えたほうがよい場合もあります。

また、自分では気づいていない成長を、第三者が見つけてくれることもあります。

ですから、自分なりに考えてみても「今は続けるべきなのか、やり方を変えるべきなのかわからない」というときには、経験があり信頼できる人にアドバイスを仰ぐことも効果的だと思います。

このような場合には、ぜひ、Dear Hope の「学習カウンセリング」などご利用ください。また、個別指導、マンツーマン指導の授業では、授業の際に勉強法についてもお伝えしていますので、軌道修正しながら学習を進めていただけます。

少人数制 大学受験専門
学習塾Dear Hopeへのお問い合わせ、体験授業のお申込みはこちらからお願いします。