伊藤 智子


大学受験は、自分で選んでやるもの! 当塾で大事にしていること

Posted by 伊藤 智子 on
Dear Hopeが大切にしていること
大学受験は、自分で選んでやるもの! 当塾で大事にしていること

こんにちは!学習塾Dear Hope 伊藤智子です。

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今日は、私たちが大学受験指導をする中で大事にしている考え方を書きたいと思います。

塾選びの時は、塾の考え方と自分の考え方が合う場所を見つけられると良いですよね。

参考になれば嬉しいです。

まず大前提として、私は「若い人を応援したい!」という気持ちが高校生の時からずっとあって、その実現の一つの形として、塾を主宰しています。そのうえで、特に大学受験や学歴について、こんな風に考えています。

①大学受験は、自分で選んでやるもの

大学受験に挑戦できること自体、けっして当たり前のものではないと思います。就職し生活を支えるという選択肢もあるのです。それなのに「受験勉強をし、大学に行っても良い」という環境にあり、さらに、自分も大学に行きたいという意志があるならば、精一杯やったらいいと思うのです。

私は「自分の意志で大学受験をするのだ」という気持ち・自覚がある人を応援したいと思います。

②学歴の意味は、自分で考えるもの

世の中には「いい大学を出ていい会社に入り一生安泰という図式が成り立たなくなった今、学歴に意味はなくなった(なくなっていく)」という論調もあります。

確かに、キャリアの重ね方も多様化したので、良い大学を出ているだけで一生安泰ということはありません。

しかしそもそも、学歴は、必ずしも上記の図式に乗っかるためだけのものではありません。多様化しているからこそ、自分にとっての学歴の意味は、自分で考えるべきものなのです。自分以外の人には、自分の人生の責任を取れないですからね。

「自分はどんな人生を歩みたくて、そのためにどんなことを学びたいのか。」「自分の人生にとって、大学で学ぶことはどんな意味があるのだろう。」そのようなことを考えて大学を選び、学んだ結果ついてくるのが「学歴」です。

学歴の意味は、人が決めるものではありません。あなたが決めることです。

最高学府で学びたい!と思うなら、堂々と、その目標に向かって突き進んでいきましょう。

(この写真は、今年、塾生たちが東大合格した日に本郷キャンパスに行って撮りました)

③「今の自分」から飛躍する

私の塾は、「今のあなたから、飛躍できる場所」です。

中には、最初から成績の良い人だけを入塾させる塾もありますが、私は、一人ひとりが今の自分から成長できることを大切に考えています。

(高校生の時、友達が、「高校名を理由に入塾を断られた」と言ったのを聞いて、私は「本人の実力も見ずに高校名で断るとは、なんたることだ!」と憤慨したのをよく覚えています)

最初の地点を客観視して、そこからどれだけ成長できるかに挑戦することが、一番、意味のあることではないでしょうか。

今の自分から成長したい人の挑戦を手助けしたいと思っています。

こういう考え方でやっているので、E判定から逆転合格をする受験生もたくさんいます。2018年も、塾生が「E判定からの東大現役合格」を果たしました。

ところで、①の、「勉強や受験ができること自体、当たり前ではない」という考え方は、私自身の経験からくるものです。

私は小学校4年生の時、中学受験対策の塾に通わせてもらい、中学受験を目指しました。

ところが父の仕事の都合で小学校5・6年生をスウェーデンで過ごすことになりました。

住んだ街には日本語学校もインターナショナルスクールもなく、現地の学校の「移民難民クラス」に入れられ、スウェーデン語と格闘する毎日になりました。

中学受験はあきらめたくなくて、日本から持っていた教材だけを頼りに独学しましたが、当時はインターネットもなく、国際電話も高額でなかなかかけられるものでもなく、情報が全くなくて、強い孤独を感じながら勉強しました。

「日本で塾に通い、普通に受験できる」友達が、どれほどうらやましかったかわかりません。

大学受験の時は、経済的な理由で高3になるまで塾に行くことは難しく(私立の高校に通わせてもらっていただけで大感謝なのですが)、そのことで、高3になって通わせてもらった時は、本当にありがたみがありました。大学は奨学金とアルバイトでいただいたお金で通い、奨学金は社会人になって返済しました。

そんな経験から、受験をすることも、勉強が普通にできる環境も、けっして当たり前ではないと、身にしみて感じた次第です。

きっと、以上のようなことは、私に必要な経験、私が学べるありがたみを知るための経験だったのだと思っています。日本にいて、塾にも当然のように行ける人には、また違った悩み、問題があるのだろうと思います。

そうした自分に与えられた環境の中で、自分なりの人生の学びをしていくことも、受験で得られる糧なのではないかと思っています。

今日は、受験について考えていること、大事にしていることを書きました。

それでは、今日はこの辺で!

次回は、「当塾が『東大合格クオリティ』を謳うわけ」をお届けします。

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この記事を書いた人

<品川区武蔵小山駅より徒歩4分/全国オンライン>東大合格クオリティ 

学習塾Dear Hope 代表  英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子