伊藤 智子


【東大生インタビュー①】 現役東大生から、受験生へのアドバイス 受験直前期と当日の過ごし方

Posted by 伊藤 智子 on
合格体験記
【東大生インタビュー①】 現役東大生から、受験生へのアドバイス 受験直前期と当日の過ごし方

おはようございます!大学受験専門塾Dear Hope 伊藤智子です。

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先日、銀杏が見事な東大本郷キャンパスに、現役東大生のインタビューに行ってきました!

これは、安田講堂の前の銀杏並木です。一面、黄色い絨毯が敷かれたようで、あたりが黄金に輝いていました。

とても気持ちの良い日でした!

奥にかすかに見える茶色い建物が安田講堂です。

 

銀杏並木を通り抜けて、こちらが安田講堂です。

現役大学生にインタビュー企画

実は、しばらく前から「大学生にインタビュー」をやりたいと思っていました。

なぜなら、高校生、大学受験生にとって、身近な大学生のリアルな体験や声って、とても影響力が大きいものだからです。

進路に迷い、行きたい大学・学部がわからないと言っていた高校生が、先輩の話を聞いて自分もそこにしようと決めるケースもたくさんあります。

ということは、いろいろな大学、学部で学ぶ先輩の声を聞いて、リアルな大学の生活の様子を知る機会を増やせたら、進路選択や受験勉強の参考になるはず、と考えてきました。

 

今回インタビューに応じてくださったのは、先日駒場祭に行ったときにサイエンスショーを案内してくださった、東大CASTというサークルの副代表の正籬さんです(駒場祭の記事はこちら)。

学業にサークル活動に、とお忙しい中、快くインタビューに応じてくださいました。

現役東大生から、受験生へのアドバイスとメッセージ
①苦手科目を放置しない。今からでも上がる!

(伊藤)受験生に、何かメッセージをいただけますか。

(正籬さん)そうですね。まず、アドバイスとしては、苦手科目があったら、苦手科目は絶対に放置しちゃいけないよ、ということです。英語や国語が苦手な場合は、直前に追い上げてもなかなか難しいのかもしれませんが、数学や理科の場合は、今からでも追い上げが効くと思います。

(正籬さんは現役時代、予備校や塾に一切通わず受験勉強されたので)数学が苦手なら、予備校の冬期講習を1つ取るだけでも、何か変わると思います。数学が苦手な場合、「何かしら網羅できてない」範囲があるはずなんです。受験数学には、「絶対に抑えておかなくてはいけないところ」みたいなのがいくつかあって、そこができてくると得意意識が芽生えて、全体が良いサイクルに乗ってくる、という感じがします。化学も同じだと思います。だから、直前でも集中してやれば、上がる余地があると思います。

②当日の過ごし方 リラックスが大事!マウントを取る集団に飲まれない!

(伊藤)当日はいかがですか。

(正籬さん)当日ですか。リラックスすることが大事で、変に直前にモノを詰め込んでやるのは精神的に良くないので、やめておいたほうがいいのかな、とは思いますね。

あと、理系だと特にかもしれませんが、〇〇高校や〇〇高校などの進学校のグループや、〇〇会のような塾のグループの人たちが、マウントを取る、というわけではないかもしれませんが、科目が終わるごとに、「この問題はどうだった、ああだった」とやたら大声で話す人がいるんです。そういうのを気にせず、リラックスすることが大事。

友達がいれば、試験の内容というよりは、くだらないことをしゃべったりするのもいいのではないかと思います。

(伊藤)そういう空気にのまれない、ということですね。

(正籬さん)はい、そうですね。

 

③大学生活は楽しい

あとは、大学入ってからは楽しいよ、ということですね。高校時代には想像もしていなかったようなことがいろいろできるようになるので。バイトもそうですし、サークルいろんな内容があって。高校の時は想像していなかったです。

高校まで運動をずっとやっていて、運動を続けたい人は、それをやるのもいいと思います。結構、大学教授なんかでも、大学生時代は4年間、運動部漬けだったという方もいらっしゃいます。体力がつくからいいんでしょうか。

それから女性でも、大学まで一切運動をやっていなかった人が、ラクロスなど新しいスポーツを始めて楽しそうにしている人もいます。サークルに入らなくてもいいのですが、いろいろあるので、探してみるのもいいと思います。

 

このようなお話をいただきました!貴重なお話を聞けたことに感謝です!!

その他、大学での勉強やサークル活動、受験期の詳しいお話しは、いま記事にしておりますので、楽しみにお待ちください!

 

受験当日について 「簡単だった」と騒ぐ人を気にしない。

お話を聞いていて、本当にその通りだ!!と思ったことの一つに、受験当日の様子があります。当日は、みんな緊張しているし、ハイになっている人もいるので、いろんなことがあるのですが、その一つが、「あの問題は簡単だったよな!」みたいに大声で話して、周囲を威圧してくるような人たちの存在です。(模試会場にもいますけどね。)

ちなみに、私は文科Ⅲ類で、そこまで大教室ではなかったのもあってか、割と静かだったと記憶しています。周囲は、地方からの受験生と見受けられる人も多く、一人で過ごす人が多かった印象でした。(話しかけて確認したわけではないので、あくまで印象ですが)。

上記のような、大声で話すようなグループが多いのは、東大に関しては特に文Ⅰ、文Ⅱと理系の受験生だと思いますが(つまり文Ⅲ以外ですね)、気にしないことです!

うるさい人たちは、本当は心が落ち着いていないから、そういう行動をしているだけであり、残念ながら「簡単だった」と騒ぐ人が全員合格するわけではありませんので。そんな場面があったら、正籬さんのアドバイスを思い出して、リラックスしてマイペースに行きましょうね!

 

それでは今日は、この辺で!

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この記事を書いた人

<品川区武蔵小山駅より徒歩4分>東大合格クオリティ

学習塾 Dear Hope 代表 英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子