伊藤 智子


「時間がなくてできない」のは何故? 私の場合

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「時間がなくてできない」のは何故? 私の場合

おはようございます!学習塾Dear Hope代表 伊藤智子です。

10月半ばというのに、東京は暑い日が続いています。

体調管理には気をつけましょうね☆

今日は、私が自分のことで「時間がなくてできない。」と思っていることがあり、それは何故だろうと考えたことを、徒然に書きたいと思います。

photo by Hiroyuki

勉強のやっかいな敵 時間がない

さて、勉強のやっかいな敵ともいえるのが「時間がなくてできない。」という事情ではないでしょうか。

例えば、英単語の勉強。

単語は、覚えるべき数も多いので、1日で一気にマスターしようとしてもできません。コツコツ繰り返したほうがいいわけですね。

そして、単語に費やすのは、1日5分でも10分でも十分なのです。何も、1時間もやる必要はありません。

10分なんて、どこからでも捻出できそうなものなのに、なんでできないんでしょう?

真面目に考えたことはありますか?

私の場合

中高生のころ、私も「ちゃんと計画通りの勉強をやろうと思っていたのに、今日もできなかったー!」と苦悩して、日記に自己嫌悪と明日への決意を書き連ねていたことも、少なからずあります。

でも、過去のことはひとまず置いておいて。

最近の私はですね、毎日20分でもストレッチやウォーキングなどしたいと思っているのです。

授業をしっかりやっていくためにも、大事だと思っているんです。

ところが!

これができない日が多いんです。

photo by Hiroyuki

言い訳としては、時間がない。やろうとしても、すでに1日の終わりで疲れていて、できない。ぶつぶつ・・・

などです。

でも、最近ふと思ったのは、私は「忙しくて授業に行けない」ということは絶対にない。

忙しくて予習・準備ができないということもない。

当たり前でしょ、と思いますか?

そう、当たり前です。

でもある日、私は、当たり前ではないと思ったんです。

忙しくて料理や洗濯ができないこともない。

歯磨きができないこともない。

とすると、なんで運動はできないのだろう?

結局、大事だとは思っているけれど、絶対に100%やるものだ、と思っていないということなんですよね。(もちろん、それに加えて億劫でもあるからです)

「当然やるもの」だと思っていない

優先順位の高いこと、「やるのが当たり前」と思っていることをやっていると、1日が終わってしまうんです。

だからね、時間がない、というよりは、優先順位が高いと思えていないことに割く時間がない、ということなんですよね。1日の時間は有限ですから。

だって、一般的な高校生なら、「時間がなくて学校にいけない」なんて、考えたこともないのでは?(芸能活動している人や、若くしてビジネスなどをやっている人は別ですが)

当たり前だと思っていることに関しては、何も考えずにできるのです。

一方、やるかやらないか、迷うことができてしまう選択肢に関しては、優先順位を高くしておかないと、なかなかできません。

そうでないと、たとえ10分あったとしても、「リラックスも大事」などという立派な言い訳のもと、他のことに充てられてしまうからですね。(私のことでもあります。)

だから「やったほうがいいこと」を自分の中での優先順位の高いものにしない限り、いつまでも「時間がない」という状態は続きます

さらに、私の場合は「絶対にやろう」という気持ちではだめ。「当然やるもの」に変えていかないといけないな、ということも発見しました。

「やろう」では、弱いようです。

それから、時間を捻出するヒントも、上記にあると思います。つまり「当たり前にやること」になっていて、何も疑わずに行動しているものを見直すといいかなと思います。

時間ができても、考え方が変わらなければ同じこと

考え方を見直さない限り、1日26時間になって、2時間増えたとしても、同じことだと思います。現実的な時間があるかないか、ではないんです。

考え方、捉え方を変えない限り、「やろうと思っているけれど、時間がない!」という問題は解決しないということです。勉強に関しては、「コツコツやること」によって自分の未来が開けていくことを信じて、そこに投資する時間を増やしていく必要があります。ああ、運動も同じですね。

「勉強をやろうと思っているのに時間がない。」と思っているあなた。

「今日も単語の勉強ができなかった。」と思っているあなた。

自分が「当たり前」とやっているものの優先順位を見直してみたり、自分の未来への投資の時間を最優先にしてみてはいかがでしょうか。

そして、気持ちだけ先に変えるのもいいかもしれませんが、実際、強引にでも実行して習慣にすれば、自然と気持ちも「当然やるもの」に切り替わる、というのも事実だと思います。

私も、一緒に頑張ります!

とりあえずウォーキングが3日続いた伊藤より。

それでは今日は、この辺で!

この記事を書いた人:学習塾Dear Hope代表 東大卒英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子