伊藤 智子


なにごとにも、愛着って大事

Posted by 伊藤 智子 on
塾長日記
なにごとにも、愛着って大事

おはようございます!学習塾Dear Hope代表 伊藤智子です。

ここ数日で、私はあらためて学びました。

「愛着って大事!」だと。

土曜日のことなのですが、ある教材づくりのために、パソコンを使おうと思ったんですね。

ところが。パソコンが不調で、うまく動かなかったんです。

そもそもそのパソコンは、6月に買い替えたばかりの新しいものだったのですが、買った当初からこまごまと不調があり、そのたびに電話サポートにお世話になっていました。

それでも、スッキリ改善することはなくて、「イマイチなパソコンを買ってしまったのだろうか・・・」と、小さな不信感を募らせていたんです。

ちなみに私の経験上、いかなる場合でも、相手に不信感を持つことは、良い結果には結び付きません。それは、人に限らずモノでもコトでも同じなんです。仕事も当然そうですが、たとえパソコンのような機械が相手だったとしても、です。

不信感を抱いた相手(機械)は、たいてい、不調になります。いや、不調だから不信感を持つのですが、そうするとマイナスのループに陥ります。

家庭科の裁縫の授業で、ミシンとの相性が毎回よくなくて、いつも糸が絡まったりして、イライラしたことはないですか?(私はあります。)

さっさと終わらせたいのに、よりによってトラブルが起こる。

不思議なことに、このマイナスのループは、自分が避けている分野や、自信がない分野に限っておこるものなんですよね。例えば私の場合は、「パソコン関係の機械が苦手・・・」と思っています。自分の手に負えない複雑さで(当たり前ですが)、設定なども苦手だし、故障してもわからないことだらけ。

そうやって、強い苦手意識を持っていると、よりによって、何も悪いことはしていないはずなのに不調が続いたりする。

または、苦手意識ではなく、「さっさと済ませたい。手抜きでも楽して終わらせたい」と思うと、余計に面倒なことが起きたりする。

不思議ですが、経験則上、そうなんです。

私は家庭科のミシンのころから、うすうす気づいていました(笑)

で、これって勉強でもスポーツでもお料理でも、何にでも当てはまることなんですよね。強く苦手意識を持っていると、あるいはさっさと済ませたいと思うと、よりによって面倒なこととかトラブルを引き付けてしまいやすい。

「勉強も」なんですよ。

苦手苦手って、言い続けないほうがいい。

適当にうまくやろうとしないほうがいい。

だって、苦手といっても、英語なら、中1の最初に戻れば絶対にわかるわけで、どこかの地点から、理解できていないことが積み重なってしまっただけなのです。

そこに戻って、穴を埋めていくことが一番の近道。

冷静にそう考えたら、たいしたことではないのです。

でも、苦手だーって強烈な苦手意識を持っていると、わかるものもわからなくなるんです。本当だよ。

ちなみに。さっさと済ませる、というのは、「効率よくやる」とは違うニュアンスで使っています。さっさと済ませるというのは、きちんと理解せずに、その場しのぎでやる、という意味で使っています。

さて、その後パソコンは結局どうなったか。

電話サポートに連絡をし、1時間くらい、様々な対処法を一緒に探っていただき、無事に解決しました!

その時、思いました。

私はまだちゃんと、このパソコンを愛着を持って迎え入れてなかったのかな、と

そこで、これからは「私のパソコン」として大事にしていくために、ある意味での儀式として、かわいいシールを貼りました。

それから、デスクトップの画像も、デフォルトではなく、しっかりと選んで気に入った1枚に差し替えました。

いまのところ、デスクトップに選んだ1枚はこの写真です。(撮影は写真家の主人です。)夜明けの静けさとエネルギーを感じる1枚だと思いませんか?

そうやって儀式を終えてからは、なんだかすこぶる調子が良いです。

愛着を持って行う、接するって、ほんと、何においても大事だなと思いました。

今日はつれづれに書きました。

それでは今日も良い1日を。

この記事を書いた人:

学習塾Dear Hope代表

東大卒 英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子