伊藤 智子


東大受験 こだわりの文具 ノート編

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東大受験 こだわりの文具  ノート編

おはようございます!学習塾Dear Hope代表 伊藤智子です。

今日は昨日の続きで、私が使っていた文具のノート編をお届けしたいと思います。

昨日の筆箱の話より、今日のノートの話のほうが勉強には参考になるかもしれません(笑)

こだわりの文具 ノート

普段の授業用のノートは、どんどん消費されるので、普通のノートを使っていました。

一方で、学習内容を記録するノートと日記帳には、よくよく選んだ「お気に入りの一冊」を使っていました。

写真は、学習記録ノートです。私の東大受験を支えた文具、と言っていいと思います。

学習内容を記録するノートというのは、「その日の勉強で何をやったか。」を記録しておくものです。

記録を始めたのは高校1年生の秋。ふと、「自分がその日の勉強で何をやったのか、受験まで書いておこう」と思ったんですね。

高校1年生から受験に向けた勉強をしていたというわけではないのですが。

(余談ですが「受験勉強」というのは、あくまで日頃の勉強の延長なので、いつから「受験勉強」を始めた、という区切りもないです。)

ノートの使い方は、途中、いろいろ試行錯誤しました。やった勉強内容だけではなく、「学習計画を書いて、できたらチェックで消していく」というスタイルで書いていた時期もありますが、最終的には「何をやったか」を書くノートになりました。

これは、高3の受験最中の1ページ。左側に日付、上の行に科目が書かれています。

一番みっちり埋まっている時期ですね。

ノートの効用

さて、こんなノートをつけることにどんな意味があったのか、を振り返ってみますね。

①「空欄」で1日を終えたくなくなる。

もともと「なにも勉強しない日」はほとんどありませんでしたが、わずかしか書くことがないと寂しいですよね。行事前の忙しい時にも、「ゼロ」にならないきっかけになっていたと思います。

②バランスよく勉強できる。

東大受験では、センター7科目(当時)と、二次試験の5科目(私の場合は国語・数学・英語・世界史・地理)の勉強があり、科目が多くて大変でした。

気を付けていないと、うっかり「しばらく触れていない科目」も出かねません。

そこで、1週間で見開き1ページを使って何を勉強したかを書くことで、「空欄ばかりの科目」がすぐわかるようにできました。

学習記録ノートを付けるときのポイント

勉強のポイントと同じですが、できるだけ「ゼロ」にしないこと、そして、「ゼロになってもすぐに回復させること」です

行事等でペースが乱れて、一度ゼロになると、なかなか勉強習慣を取り戻せない人もいます。

勉強のポイントは、まさにそこ。

短期的にガーッと勢い良くできる人はいますが、何かのきっかけでパタリとやめてしまうのはもったいないことです。

波があっても着々とやることが最大のポイント。

ゼロにしない。ゼロになってもさっさと立て直す。

これを肝に銘じていったらよいと思います。
それでは今日は、この辺で!

この記事を書いた人:

学習塾Dear Hope代表 東大卒 英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子