伊藤 智子


東大受験を支えた文房具

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東大受験を支えた文房具

おはようございます。学習塾Dear Hope代表 伊藤智子です。

今日もブログにお越しくださり、ありがとうございます!

今日は私のこだわりの文具について、書いてみたいと思います。

なぜこのテーマになったかというと、ほぼ同時期に3人の方から、「こだわりの文具を知りたい。」と言われたからです。

なんでそんなことを知りたいのだろう??と思ったら、「頭が良くなりそうだから」とおっしゃった方がいました。

頭が良くなりそうかどうかは別として、文具について思っていることをご紹介してみようかな、と思った次第です。

こだわりの文房具はないが、ポリシーはあった

まず、結論から言うと、私には文具に対する強いこだわりはありません。

ただ、使っていた文具たちを振り返る中で、文房具の使い方のポリシーはあるな、と気づきました。

それは「勉強の道具(文具)は、コロコロ変えずに長く使う」というものです。

筆箱

まずは筆箱と、その中身のお話から。

私は中学入学のお祝いに、母から筆箱をもらいました。赤い革製の筆箱で、何の飾りもないシンプルなものです。自分で選んだものではなく、筆箱がほしかったわけでもなかったのですが、母が選んでくれました。

「革だから高かったのよ!」と言われたのを覚えています(笑)

中学校の入学式のとき、学校の理事長先生が、講話の中で「ものを大切に使う」という内容のお話をされていました。

それまでも、ものは大事にする方でしたが、そのお話も印象に残りました。

そこで、ひとまず筆箱は大事に使おうと思い、結局、中高6年間、大事に使い続けました。今もこの筆箱は家にありますが、ほとんど傷もなく、つやつやしています。東大受験を支えてくれたものの代表ですね。

途中に少しだけ、軽いビニールのペンケースに浮気したことがあります。

中3~高1のころだったと思います。

それは、笑ってしまう理由なのですが、「私は文具を変えたら勉強できなくなってしまうのでは?」と不安になった時期があって、その時期は「変えないこと」にこだわっていました。

そんな小心者の自分が嫌で、「そんなことはない!文具を変えたくらいでどうってことない!」と、自分に対して証明するために、あえて変えてみたんです。

で、結果、何も起こらなかったので、最終的に赤い筆箱に戻りました(笑)

筆箱の中身は、ドクターグリップとお気に入りの消しゴム

筆箱の中身についてですが、「消しゴムは年初に新調する」というのがなんとなくいいかな、と思い、新学年が始まる4月に「その年の消しゴム」を決めて1年間大事に使いました。

ちなみに、私は当時、かわいい消しゴムを集めるのが好きで、50個くらいコレクションしていたのですが、その中から吟味して、「一年の勉強のお供」を決めていました。

鉛筆やシャーペンも、コロコロ変えることはなく、ドクターグリップをずっと使っていた気がします。

ポリシーと成績の因果関係

ところで、「道具を変えない」ことは、私の学業成績と関係があったかどうか、ということですが、直接の因果関係はわかりません。

以上に書いたことを他の方が真似してくださっても、直接の成績の向上には結び付かないと思います。

ただ、私にとっては、勉強はある意味、神聖なもの、という感覚がありました。勉強は自分を調えてちゃんとやるものだから、勉強に使う道具をコロコロ変えるのはいかがなものか。」という気持ちもあり、少しストイックなこういうスタイルが合っていたのだと思います。

おそらく大事だったのは、自分にとって勉強はどんなものであるか、という気持ちの方だったと思います。

この記事を書きながら、学生時代のこんな気持ちを思い出しました。

意外に長くなってきたので、ノートについては明日、書こうと思います。

それでは今日は、この辺で!

この記事を書いた人:

学習塾Dear Hope代表 東大卒 英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子