伊藤 智子


大学受験 模試の成績 E判定の受け止め方

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大学受験 模試の成績 E判定の受け止め方

こんにちは!学習塾Dear Hope 伊藤智子です。

今日もブログにお越しくださり、ありがとうございます。

高3受験生の模試が続くシーズンになってきました。

今日は模試の成績の受け止め方について書きたいと思います!

受験生ご本人、そして保護者の皆様からのご相談の中で多いのも、模試の成績についてです。

「模試の成績表の見方が分からない。」
「E判定と出ているのですが、志望校を変更したほうがいいでしょうか。」

など。

今日は「E判定の受け止め方」にテーマを絞って書きたいと思います。

今日の流れは以下の通りです。

「模試のA~E判定が意味するもの」
「E判定が出たときの考え方」

①EはEでも、どのあたりのEか 
②模試のタイプは合っていたか 
③足を引っ張っている科目の分析

「志望校は変えるべきか」
「E判定からだって合格はできる!」

模試のA~E判定が意味するもの

まず、基本的な情報です。

A判定とは何を意味しているのでしょうか。

実は、模試によって少しずつ違うのですが「合格可能性80%」を意味するものや「この調子で頑張れば合格圏内」、あるいは科目ごとの評価で偏差値60~64.9を意味するものなどがあります。

模試によって定義が違います。

ただ、A判定だとある意味「嬉しい」結果であることは共通しています。

そしてE判定は「合格可能性20%以下」と表示されるなど、取って嬉しいものではありません。

E判定が出たときの考え方

では次に、E判定だと望みはないのか。志望校を変更すべきか、という問題に移ります。

見るべきポイントは以下の通り。

①EはEでも、どのあたりのEか。

声を大にして言いたいのは、一口に「E」と言っても、状況は千差万別ということ!

Dに近いEなのか、果てしなくDから遠いEなのか。

例えば、偏差値58以上がD判定になるとして、自分の偏差値が57でEになっているとしたら、「ほぼD」と考えて良いです。悲観せずに勉強に集中しましょう。

一方で、自分の偏差値が40でEならば、D判定まで約20くらい偏差値を上げなくてはいけません。受験というタイムリミットまで、どのくらいの時間が残されているか、という問題にもよるのですが、いずれにしても勉強の仕方を見直さない限り、厳しい状況です。

ちなみに通常、DとC、CとB、BとAは、それぞれ、そんなに偏差値が離れていません。それぞれ、偏差値わずか2~3ずつの差です。

DとAの偏差値の差は、10も違わないこともあるのです。

つまり、A,B,C,Dの差で一喜一憂する必要はありません。「Aだから浮かれて、Dだから落ち込む」というのは、あまり意味のないことです。「この調子で頑張ろう」と思って、淡々と努力をしていったらよいと思います。

②模試のタイプは合っていたか。

たまに見かけるのですが、私立文系を目指しているのに、学校で「難関大記述式」の模試を受けて、撃沈して泣いたりしていませんか?

特に高3受験生が受ける「記述式模試」は、基本的に国公立大学を目指す人向け。難易度も高く、記述問題の多い模試です。

マーク形式中心の私大文系の入試問題とは、そもそも形式が違うのです。

自分が目指し対策している大学と違うタイプの模試を受けた場合は、そのことを考慮に入れて判定を見ていきましょう。

そして、高3の夏以降は特に、自分が目指す大学の出題形式に合った模試を受けましょう。

(ただし、慶應、早稲田など難関大学に合格する受験生は、記述式・マーク式に関係なく好成績です。)

③足を引っ張っている科目の分析

現役生の場合、夏までの模試では、社会や理科の勉強が間に合っておらず、その科目が足を引っ張っている可能性が高いです。

それは仕方ないことです。もし現役生が、夏までの模試で理科や社会のせいで成績が芳しくないなら、悲観せず、冷静に努力を積み重ねましょう。

一方で、英語・数学・国語といった主要科目が大きく足を引っ張っている場合、勉強方法や勉強時間を見直す必要があります。

同じ勉強方法、勉強時間のままでは、入試までに希望の大学のレベルに達するのは厳しい可能性が高いです。主要科目の土台が固まっていないのに、さらに理科や社会を伸ばすというのは時間的に難しいからです。

どの科目のせいでE判定になっているかを分析することも重要です。

そして、10月くらいには、理科や社会でも点が取れることを目指すことです。

①~③の要素を考えてみると、単にE判定だからと言って悲観することはない、とわかっていただけると思います。

志望校を変えるべき?

なお、ご参考までに、当塾では講師のほうから「志望校を変更したほうがいい」と言うことは、あまりありません。本人が本当に行きたいと思うならば、その努力を応援したいと考えています。

そして、実力が足りなかった場合でも、高い目標をもって努力した結果、合格したところが縁があるところだ、という考え方です。

だからこそ、「この勉強方法や時間数だと、現実的に厳しい」ということは伝えます。そのうえで、どこを第一志望に据えて勉強するかは、やはり受験生が決めることだと思います。

ただ、「浪人はできない」という条件がある場合もあります。その状況の中で、第一志望の大学だけ受験に必要な科目数が多く手が回っていないような人には、科目数を絞って受験できる大学の中で志望校を考えるよう、アドバイスします。

なぜなら、科目数が多すぎてどれも中途半端な場合、第一志望が記念受験になるだけでなく、第二志望どころか、どこにも合格しない可能性もあるからです。

E判定からだって合格はできる!

判定はある程度の目安になりますが、絶対ではありません。

それに、12月の最後の模試が終わってから本番まで、1か月以上あるのです。

その間に飛躍する人も多くいます。

「判定の出ない中での勝負の期間」です。

自分が入試の日まで、やるべきことをやり続けたら、E判定からの大逆転もあります。

模試を使って、自分の立ち位置を客観的に把握する冷静な目と、「最後まであきらめない」という熱い思いの両方が大切だと、思います。

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「自分(もしくはお子様)の模試の成績を一緒に見て、個別具体的な勉強のアドバイスがほしい」という方は、個別学習相談も行っています。ぜひご検討ください。

それでは今日は、この辺で!

この記事を書いた人

学習塾 Dear Hope 代表 
英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子