伊藤 智子


目標の立て方① SMARTな目標を考えよう!

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目標の立て方①     SMARTな目標を考えよう!

こんにちは!学習塾Dear Hope代表 伊藤智子です。

ブログにお越しくださり、ありがとうございます。

ゴールデンウィークももうすぐですね。

高3受験生のみなさんにとっては、まとまって勉強時間がとれる貴重な期間になるかと思います。

そこで、今日は「目標設定」の話を書きたいと思います。

目標の立て方

まずは目標を立てる意味ですが、自分のレベルアップに向けて、日々の行動を明確にすることだと思います。

だって、目標を立てても、行動が変わらなかったら、あまり意味がないですもんね。

だから、「行動が明確になる」目標であるというのは、目標の大事な要素です。

SMARTな目標設定という言葉を聞いたことはありますか?

みなさん、目標は、どんな目標が良い目標だと思いますか。

SMARTというのは、良い目標の特徴の頭文字を集めたものです。

今日は、SとM、Aについて説明します。

S=specific  具体的な目標

例えば、受験生の皆さんだったら、目標と聞くと、「○○大学合格!」というものを思い浮かべるかもしれません。

それももちろん大切な目標なのですが、「日々の行動レベル」で考えた時には、漠然としています。

もう少し、具体的である必要がありますね。

「○○大学合格には、英語を伸ばす必要がある。

特に文法を最初に固める必要があるから、○○の問題集を3周するために、○月○日までに1周する。そのために1日に○ページやる。」

といった、具体的なものであると、行動に移しやすいのです。

M=measurable 測定できる目標

上記とも関係しますが、目標は測定できるものでないと、達成したのかどうか、わかりませんね。

たとえば、今の時点でセンター英語が200点中140点ならば、○○までに160点にする、というような内容だと、測定可能ですね。

なお、○○までに、という時期ですが、あまりに先すぎるのは良くないです。自分にとって、気持ちの区切りになりやすい時を見つけてみましょう。

たとえば、1~2か月ごとに定期的にある模擬試験は、良い区切りになりますし、今回なら、短いですが、GW終了までに、というのも良いと思います。

A=achievable  達成可能な目標

例えばですが、いまセンター100点の実力の人が、ゴールデンウィーク中に200点にする、というのは、かなり厳しいです。なぜなら、明らかに、語彙力、文法知識、読解力、そしてスピードが足りていないので、もう少し時間をかけて伸ばす計画を立てたほうがいいです。

でも、140点を160点にするのは、何に集中すべきか分析は必要ですが、達成は十分可能です。

ただ・・・SMARTな目標達成の理論からは外れますが、「100点を200点に!」くらいの気概を持ってやる、というのは、私は好きです。

200を目指していたら、おとなしく120を目指す場合より、よっぽど伸びるかもしれません。

GW中、それこそオリンピック選手の頑張りの勢いで、真剣に英語だけやるなら、160くらいいくことも、十分あり得ます。

ただし、やるなら本気で目指すことが大事!

自分にとって、どのくらいがちょうどよい目標か、考えてみましょう。
明日はRとTについて書きます。

目標というのは、1人1人、オリジナルなものです。ぜひ、自分を一歩成長させる目標とはどんな目標か、考えてみてください。

それでは、また!

学習塾Dear Hope代表 伊藤智子