伊藤 智子


英単語の勉強法② タイミングよく繰り返す

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英単語の勉強法②  タイミングよく繰り返す

こんにちは!学習塾Dear Hope代表 伊藤智子です。

さて、今日は『合格に一歩近づく!学習アドバイス』として、英単語の勉強法②を書きます。

復習ですが、前回の①の記事は、単語学習にあたって、まず最初に、「単語の代表的な意味」を「正しい発音」をセットで身につけよう、という内容でした。

単語の覚え方

今日のテーマは単語の覚え方。重要なテーマですね。

「英単語が覚えられない。」という悩みは、よく聞きます。
それに対する解決策は、「繰り返し勉強する」ということです。

でも、それではあまりに単純だと思うので、繰り返し方とタイミングについて、書きたいと思います。

覚えるための、繰り返し方

単語に限ったことではありませんが、脳が新しいこと記憶するには、「繰り返し触れる」ことが必要です。

特に、英単語など、日常生活で馴染みのないものを覚える際には、「繰り返す」つまり「接点を増やす」ことを意識しましょう。

さらに、ただ何度も見るよりも、多様な方法で触れると、より記憶に結びつきやすくなります

目で見るのはもちろん、繰り返し手で書く、口に出して発音する、音声で聞く、などです。さらに、単語帳で覚えた単語を、和訳問題や長文の中で見るようになれば、さらに定着しやすくなります。

単語帳を何回か見ただけで、「覚えられない!」と嘆く人も多いですが、接点が足りなくて、長期記憶に移せていないのです。接点を増やすことを意識してみてください。

覚えるための、繰り返すタイミング

人の脳は、覚えたことを、わずか1日後には74%も忘れてしまう、というエビングハウスの研究を聞いたことはありますか?(これについては、後日あらためて書きますね。)
もちろん、集中力や覚え方の工夫にもよるので、個人差はありますが、私が重視している考え方は「記憶力を過信せず、繰り返しやる。」というものです。

「覚えられない!」と言っている人は、私に言わせれば、たいてい、記憶力を過信しすぎています。記憶力を過信しすぎて、一発で覚えようとして、覚えられないと嘆いてしまうわけです。
大事なのは、1日後に大半は忘れてしまうものだという前提で、見直すタイミングを設定すること。

具体的には、今日20個、新しい単語をやったら、明日、次の新しいところに進む前に、今日やった20個を「さっと」見直すのです。

そうすると、「さっきやったばっかりなのに、もう忘れていた!そういえば、そんな意味だった。」と思うはずですが、それが大事なのです。

これが、見直さずにしばらく時間がたってしまったら、見直しても「こんな単語、やったっけ?全然思い出せない!」という状態になり、またイチからやり直すことになるのです。

「繰り返しが大事」と言っても、実は、すっかり忘れ去ったころに繰り返しても、あまり効率が良くありません。少なくても1回は、できるだけ早いタイミングで、「さっと」見直すのが大事です。

なぜ、「しっかり」ではなく、「さっと」なのか。

これは、次回の記事にしますね。

今日はここまでです。単語は大事!頑張って、やっていきましょうね。

それでは、また。

この記事を書いた人:

学習塾Dear Hope代表 英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子