伊藤 智子


【合格体験記 慶応義塾大学(文)】計画を立てやり抜く力、長期的に努力し目標達成する喜びを得た受験。

Posted by 伊藤 智子 on
合格体験記

こんにちは!
大学受験対策 学習塾Dear Hope塾長の伊藤です。

今日は一般選抜で、慶応義塾大学(文学部)、併願校の早稲田大学や上智大学に現役合格したYさんの合格体験記をお届けします!

Yさんは、大学受験にむけて、高2の夏からDear Hopeに通塾を開始されました。

体験授業の時の様子をよく覚えているのですが、Yさんが8割近く解けた問題に対して、私が「よく理解できていますね」と声をかけました。

内心、Yさんにとって易しすぎる内容だったかな、と気になっていました。

すると、「自分の理解が曖昧なところが明確になってとても良かったです。もっと基礎を固めないといけないなと感じました。」と答えてくれたのです。

8割ほど問題が解けた場合、「ほとんどできたからこの内容は大丈夫」と捉える人のほうが多いので、Yさんの言葉はとても印象的でした。

実際は、できなかった2割の中にはもちろん、できた8割の問題からも学べることはたくさんあって、そこを大事にしていくと、確かな基礎力と高い応用力を身につけていくことができます。

Yさんは、その部分を大事にしてくれる生徒さんでした。

英語の成績は伸び続け、高3秋の全国記述模試では、偏差値が80を超えるまでになったのですが、Yさんの、基礎を大切に謙虚に学ぶ姿勢は変わることがありませんでした。

だからこそ、早慶をはじめとした受験校に見事合格できたのだと感じます。

あともう1つ、Yさんについて、成功の秘訣だったと感じたことがあるのですが、それは後ほど書くとして、まずはYさんの合格体験記をご紹介したいと思います!

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入塾のきっかけと、通塾の様子

母が家に届いたチラシを保管していて、ちょうど塾を探していた時にその事を思い出したことから、Dear Hopeに入塾しました。私がこの塾で特に良かったと思った点は、少人数制のクラスであったため、分からないことがあったらすぐに質問できること、また、自分の苦手範囲を徹底的に勉強できることでした。

受験を通して成長できたと思うこと

学力面以外では、 自分からするべきことを考える力、計画をたてて物事を進める力、誘惑に負けないで最後までやり抜く力 がついたと思います。

1つの目標に向かって長期間頑張って、目標を達成する喜びを感じたことで、すごく成長できたと思います。

後輩へのアドバイス

受験は本当に長期戦です。頑張ることは本当に大切ですが、たまには息抜きも入れて、勉強する時、しない時の切り替えをはっきりさせることが大切だと思います。

今頑張れば試験直前に、頑張った自分に感謝すると思うので、諦めずに頑張ってください!

勉強面では、模試の復習をしっかりするようになってから圧倒的に成績が伸びました。

通塾を振り返って

1年半、本当にありがとうございました。

授業内での質問に全力で答えてくださっただけでなく、過去問で分からなかったところを質問した時も、すごく長文の時間がかかる添削をお願いした時も、夜遅くまで起きて答えてくださり、本当にありがとうございました。

英語だけでなく、受験全般に関するアドバイスもたくさん頂き、沢山応援して、支えて頂きました。共通テスト直前にメッセージ付きのお守りを頂いたことも本当に嬉しかったです。

頑張って手に入れた大学生活、全力で楽しんで頑張ります!今まで本当にありがとうございました。

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体験記は以上です。Yさん、本当におめでとうございます!!

「1つの目標に向かって長期間頑張って、目標を達成する喜びを感じたことで、すごく成長できた」という言葉が、とても心に残りました。

受験は、人生の中でも本当に貴重な、10代という若い時期を費やすものです。だからこそ、私たちは、各人にとって「心の糧」を得られるような受験をしてほしい、そのための伴走をしてきたいと、いつも思っています。

さて、冒頭で書いた、Yさんの受験が成功裏に終わったもう一つの秘訣とは何か、ですが。

それは、感謝の気持ちがあったことではないかと思います。

この合格体験記を読んで、私は嬉しかったと同時に、新鮮な気持ちになりました。

英語の指導について、皆に同じようにサポートしているのですが、質問に全力で答えるとか、添削をするとか、時間外にLINEで質問に答えるとか、具体的なこと1つ1つに対して感謝の言葉を言ってもらうことがとても珍しいことだったからです。

私たちは、良い授業を通して生徒たちに成長してほしい、その結果として合格をつかみ取ってほしい、という気持ちで仕事をしているので、感謝されようとされまいと、全力で質問に答えたりすることは当然のことです。

でも振り返ってみれば、Yさんは毎回、「納得できました!遅い時間に本当にありがとうございます!」などと、わざわざお礼の言葉を送ってくれていました。

私としても、Yさんとのこうした気持ちの良いやりとりは嬉しかったですが、考えてみれば、自分の質問に回答してもらったことや、添削してもらったことを「ありがたい」と思えばこそ、ちゃんと復習しようという気持ちになり、その内容が自分の身につき、結局は本人の成長につながるのですよね。

 自分が勉強できる環境や、人に教えてもらったことを、どれだけ「ありがたい」と思えるかによって、成長も結果も大きく変わってくるのだろうなと感じました。 

自戒を込めて、与えられている環境や人の恩に気付き、それを十分に生かして成長できる自分でありたいなと私自身も思いました。

礼節や感謝を大切にするといった人生態度は、短期的な受験結果に直接影響しないかもしれませんが、長期的にはその人の運や縁を左右するくらい大切なことだと思います。

これから大学受験など、大きなチャレンジに向かう方にも、Yさんの基礎から謙虚に学ぶ姿勢感謝の気持ちなどを、ぜひ参考にしていただきたいなと思います!

大学受験対策 Dear Hopeの詳細はHPトップページをご覧ください。