伊藤 智子


受験直前期「ここなら出題されても大丈夫」という範囲を1つずつ増やしていこう

Posted by 伊藤 智子 on
合格のためのアドバイス
受験直前期「ここなら出題されても大丈夫」という範囲を1つずつ増やしていこう

こんにちは。
品川区武蔵小山駅より徒歩4分
学習塾Dear Hope塾長の伊藤智子です。

今週の土曜日、日曜日はいよいよセンター試験ですね。

来年からは「大学入学共通テスト」が実施される予定なので、センター試験という呼び名で行われる最後の年度となります。

センター試験まであとわずか1週間足らず。焦っている受験生も少なくないと思います。

去年も、受験生を励まそうと、以下の記事を書きました。(本記事の下部にリンクがあります)。是非参考にして欲しいですが、今日は1つ、大事なことをここに加筆したいと思います。

教室の一角には、桜とお守り
「ここなら出題されても大丈夫」という範囲を、1つ1つ増やしていく

それは、「いま自分が勉強している範囲が、もし本番、出題されたら、絶対にモノにする」という気持ちで、目の前の内容に取り組むことです。

例えば世界史が苦手な場合。

直前に全体を復習しなくては!と焦るかもしれません。

でも、焦りながら急いで全体に目を通して、どれだけ得点になるでしょうか。

もちろん、忘れかけていた知識を確認する、という意味では、全体にざっと目を通すことはとても有効です。

でも、「覚えきれていない範囲がたくさん残っている」という場合は、焦りながらざっと見ても記憶にはなかなか残りません。

大切なのは、得点につながる勉強をすること。

それは、言い換えれば、「ここなら出題されても大丈夫」という範囲を、1つ1つ増やしていくこと。

そのためには、はやる気持ちを静めて、いま目の前にある範囲をしっかりモノにしよう、という気持ちで1つ1つ取り組むことです。

なかなか点数が取れないということは、例えるなら、「知識の網の目が粗い」ということ。自分が構えている網に問題が降ってきても、網の目が粗すぎて、取りこぼしてしまうのです。

「目の前の範囲をしっかりやる」というのは、部分的にでも、網の目を細かくする作業です。そこに問題が降ってくれば、キャッチ(=得点)できます。

私はこんなふうに思いながら、勉強していました。

あとは健康に気を付けて、血の巡りも良くして、1日1日大切に、過ごしていきましょう!