伊藤 智子


第一志望だけ、合格する人もいる!

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こんにちは。
品川区/全国オンライン
大学受験専門 学習塾Dear Hope塾長の伊藤智子です。

今年の大学受験も、残すところあと少しですね。

いよいよ明後日は国立大学の前期試験です。

遠方の国立大学を受験するために、明日、現地入りする受験生も多くいらっしゃることと思います。

本当に、良く頑張ってきましたね。

でも、あと1日あります。自分のペースで、やれることをやっていきましょう。

さて、今日は、タイトルの通り、「第一志望校だけ、合格する人もいる!」というテーマで書きたいと思います。

もしかしたら、読者の中には、「安全校」「実力相応校」だと思って受験した大学から合格をもらえず、不安になっている人もいるかもしれません。

最初のほうの受験でうまくいかないと、そうした状態で受験を続けるのは、本当につらいことですよね。

「滑り止めだと思っていたところにさえ合格できなかったのに、これから受験する難関校に受かることができるのだろうか・・・」と思うでしょう。

今日は、そんな気持ちを切り替えて、第一志望に向かってもらうためのメッセージです。

対策にかけてきた時間を信じよう

第一志望校って、自分がこれまで、一番対策に時間をかけて、対策してきた大学ですよね。

大学ごと、学部ごとに、出題形式は全く変わってくるので、一番時間をかけて準備して、形式に慣れてきた大学・学部と、そうでない大学・学部とでは、本番での取り組みやすさが全く違います。

こればかりは、偏差値だけでは判断できないところです。たとえ偏差値的にはクリアできていると思える大学・学部であっても、その出題形式の対策をしっかりとしていなかったら、戸惑ってしまうものです。

合格する人数には限りがあるので、たとえ模試などでの偏差値は低くても、その大学・学部に焦点を合わせて準備してきた人のほうが、偏差値は高いけれども対策をしなかった人よりも、本番で得点しやすいことは間違いありません。

だから、もし、第一志望以外の大学で合格をもらえず、落ち込んだり不安になったりしている人がいたら、気持ちを切り替えてほしいと思います。

「自分は第一志望に向けての準備はしてきたのだ。そこでは必ず力を発揮できるはずだ」と。

東大にも、他の大学は不合格でも、「東大だけ合格」した人もいるのです。

第一志望にだけ、受かる人はたくさんいるのです。

受験本番は、偏差値だけでは予測できない、いろんなことが起こります。

安全校に落ちて、本命に受かる理由

なぜ、安全圏だと思っていた大学や実力相応だと思っていた大学に不合格で、本命に合格することがありうるのか。

これまでの塾生の中にも、安全校1つだけ合格して、あと10校ほど連続で不合格だったものの、最後、倍率17倍の志望校に合格した子もいます。

実際にそうして合格した塾生たちのケースを思い返して、私なりに分析すると、

第一の理由は、先ほども書いた通り、本命の入試の対策はしっかりと行うことができていた、ということだと思います。

もう一つあります。受験期間の1月半ばから、約1か月以上かけて、受験を通して実力をアップさせることができたから、という人もいます。

受験スタートの時点で、学力が完成している人はほぼいません。私は、受験をしながら成長していくことも大切だと考えています。

さらに、メンタル面の話になりますが、落ち続ける中でも、自分を立て直し、強い精神力を持って、本命に臨める人もいます。弱気な自分に負けず、まっすぐに勝負する気持ちが、合格につながることもあると感じます。

国立受験を前にして、いま、いろんな気持ちでご本人もご家族も過ごしていることと思いますが、今までの受験がどうであれ、もう一度、「これが最初で最後の受験」という、新たな気持ちで、頑張って、臨んで欲しいと思います。

応援しています!!

それでは今日はこの辺で。

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