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【合格体験記】赤点6科目からの早稲田大学現役合格 自分のことを考える「言葉」をたくさんもらった2年間

Posted by 伊藤 智子 on
合格体験記

こんにちは!
品川区武蔵小山の少人数制 大学受験塾
学習塾Dear Hope塾長の伊藤智子です。

今日は、通塾開始から大きく学力を伸ばし、早稲田大学(スポーツ科学部)、中央大学(商学部)、立教大学(観光学部)などに合格されたKくんの合格体験記をご紹介します。

(早稲田大学所沢キャンパス 大学公式HPより)

体験記にあるように、Kくんの通塾開始時(高1の終わりの2月)の時点では、大学受験を目指すには(特に難関大を目指すには)、道のりはだいぶ長く思える状況でした。

通塾開始当初は、学校の主要科目のテストの点数が、1桁(100点満点)ということもありました。しかし、Dear Hopeの授業を楽しんでくれたKくんは、少しずつ勉強習慣を身につけ、当初の予想を超えて学力をのばしていきました。

合格体験記には、Kくんの率直な塾の感想が綴られていますので、ぜひ読んでみてください。

そして、なぜKくんは、偏差値を25も上げて受験で成功できたのか。講師の私たちから見た秘訣を、体験記のあとに書きたいと思います。

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赤点6科目からのスタート 入塾のきっかけ

高1の頃、学校のテストで6科目赤点を取って、そろそろまずいかもしれないと思って塾を探し始めました。インターネット上でホームページを見かけたので、まず英語の体験授業を受けてみたところ、わかりやすかったので入塾しました。

学習塾Dear Hopeの授業の感想

【数学】
楽しかったです。学校ではどちらかというと覚える作業が多かったのですが、塾では考える時間を多く取ってもらったように思います。そうした時間を過ごすことで、物事について考えたりすることがあまり苦ではなくなりました。社会ではなく数学で受験できるまで数学が伸びたことはもちろん良かったのですが、自分が考えていることや、誰かに言われていること、その正しさなどについて、自分なりに思考するようになったし、考え方も少し大人になった気がします。

【英語】
文法・長文に関しては、塾の授業を受けて、次の授業の直前に宿題をやるだけだったのですが、1年くらいして、大丈夫と思えるようになりました。英単語は、覚えるのが苦手でやるのが辛かったのですが、マイペースすぎる僕にも先生が根気強く問題を出してくださったので、あまり苦痛なく学習を進めることができました

【古文】
授業ではいろいろな文章を扱ってもらいました。また文法や古文常識が全くわからなかったので、たくさんプリントを作ってもらいました。そのおかげもあってか、あるタイミングで急に古文の文章が、現代文と同じ感覚で読めるようになりました。古文常識や、歴史的な知識について、オンライン授業で画像を共有していただいて、興味を持てるようにしてもらえたと思います。

【現代文】
春期・夏期・冬期の講習で受講しました。あるとき、自分の解答が間違っていたことが納得できなかったことがあって、「でも…」と言い出してから数十分間、ぼくの屁理屈に付き合っていただいたことが印象に残っています。その体験を通して、ぼくの中で現代文という科目が「間違っていても、そういうもの」という意識から、「ちゃんと読んで考えれば答えがわかるもの」という意識に変わりました。そこから、より現代文ができるようになっていきました。

【小論文】
書いたものと、それを実際に自分で読んだ時の印象が全然違うことにショックを受けました。
小論文だけでなく、色々なものにありがちだとは思うのですが、最初は自分の書いたものを見せるのがとても恥ずかしく、嫌でした。しかし、書いた枚数を重ねるにつれて、自分でも「よく書けた」とか、「レベルが低いことを書いてる」とかがわかるようになってきました。それでも、よく書けたと思っていたら読み手には全然想定と違う伝わり方をしているなど、誰かに読ませる文章を書くことの難しさを痛感しました。対策は短い期間になってしまいましたが、それでも本番では、これで落ちてたら仕方がないかなあ、と思えるような文章を書くことができました。小論文は、やっていくほどにできるようになるのがわかっていって、すごく面白かったです。

Dear Hopeに通ってよかったこと

通っていなかったら、どこも受からなかったと思います。Dear Hopeで数学を受けていなかったら、そもそも文系なのに数学を選択する、ということもなく、社会選択をしていたら、怠惰な自分はうまくいかなかったと思います。
それ以外で考えると、この2年間、先生方にいろいろな言葉をもらって、自分のことについてよく考える時期になったと思います。数学の授業が終わった後に先生が、「塾の先生がこういうこというのはなんだけど、ほんとうに嫌なら勉強しなくたっていいんだよね」っておっしゃっていたことがありましたが、それを聞いたからこそ自分が好きなこと、やってみたいこと、どういうふうに生きていきたいのか、どうなりたいのか、、ということについて、考えるようになったと思います。
このような形で、すごく良い感じで受験を終えることができました。2年間、ありがとうございました。

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体験記を読んで、特に嬉しかったのは、「この2年間、先生方にいろいろな言葉をもらって、自分のことについてよく考える時期になったと思います。」という言葉です。Kくんは、大学受験にむけて、盲目的に勉強するのではなく、私たちの言葉もきっかけにして、自分の人生を考えていたことがわかって、嬉しい気持ちになりました。

Kくんの受験成功の秘訣

さて、読者の皆さんが気になることとしては、高1の終わりの地点でひどい成績だったKくんが、どうやって早稲田・立教・明治に合格するまでになれたのか、という点だと思います。赤点6科目というのは、テストが10点から30点くらいの結果ばかりという状況なので、受験どころか、進級が危うい状況だったわけです。さらに、通塾をスタートしてからも、Kくんが急にコツコツ型になったわけではなく、少なくても高2のうちは、自分が苦しくならないペースで勉強をしている感じでした。その中で、偏差値で言えば25以上アップさせての合格です。

上記にあるように、受験に必要な科目をDear Hopeでゼロから勉強するつもりで信頼して通ってくれたこと、2年間ペースを崩さずに淡々と歩み続けたことは、最大の要因だと思います。ただ、他に挙げるとすれば、Kくんには①読解力、②解くスピード③気になったことをすぐに調べる習慣があったということが大きいのでは、と思っています。

読解力(国語力と表現されることもあります)は、私たちが非常に重視している力です。読解力はすべての科目の土台です。読解力がなければ、英語においては、英単語をよく知っていても、「結局、何を言っている文章なのか」が分からない、ということになります。数学でも、文章題の設問の意味(何を求めなくてはいけない問題なのか)が理解できません。現代文が解けないのは言うまでもありません。

Kくんはよく本を読んでいて、授業中、本の話題で盛り上がったこともありました。(瀧本哲史先生の『2020年6月30日にまたここで会おう』の感動を話し合ったことが私の中では印象に残っています。)こうした読書習慣も、読解力に繋がっていたのだと思います。

スピードについては、数学の担当講師(伊藤大幸)が言っていたことですが、Kくんは、説明すれば理解できたことと、解くスピードが速いことから、成長の可能性を感じたと話していました。文字を書くスピードが速いということは、処理力があるということです。勉強を得意になりたいと思う人は、特に数学など解くときに、のんびり解くのではなく、分かるところはどんどん書き進めていくことを意識してみてください。

気になったことをすぐに調べる習慣について。私はよく、スマホを検索すればすぐに出てくるような情報について質問を受けます。例えば、英語長文を予習する中で出てきた地名などで、オセアニアってどこですか、など。そのような時は、質問には答えつつ、調べる方法を伝えたり、一緒にその場で調べることもあります。「何のためにスマホを持っているのだろう?」と不思議に思います。おそらく質問する子はまだマシで、多くは疑問に思っても調べもせず、質問もせず、そのうち気になったことすら忘れてしまうのではないでしょうか。それでは、目の前の1の教材が10に膨らむことはありません。いっぽう、Kくんは、気になると、すぐに調べる習慣がありました。
これを読んでいる人には、「疑問に思ったらすぐに調べてみる」ということをお勧めしたいと思います。

合格体験記のご紹介は以上です!

Kくん、改めて、合格本当におめでとうございます!憧れののどかなキャンパスで、楽しく充実した大学生活を送ってくださいね!

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