伊藤 智子


東大駒場祭へ 東大CASTサイエンスショーを見てきました!

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塾長日記
東大駒場祭へ 東大CASTサイエンスショーを見てきました!

おはようございます!学習塾Dear Hope代表 伊藤智子です。

24日(土曜日)、東大駒場祭に行ってきました。

銀杏の紅葉が青空に映える、まさに学園祭日和な1日でした。

(といっても、仕事前の短い時間だったので、駒場滞在はわずか1時間半でしたが!)

卒業してからも、後輩の焼き鳥を食べに行ったり、塾の卒業生に会いに行ったりと、たびたび駒場祭には訪れてきましたが、今回の主な目的は、東大CASTというサークルのサイエンスショーを見ることでした。

東大CASTは、小学校など様々な場所でサイエンスショーを実施して、子どもたちから大人まで、科学を身近に感じて楽しんでもらうという活動をしているサークルです。

比較的新しいサークルで、私の在学時にはなく、その存在を知ったのは最近のことでした。

活動理念と、学生さんたちの熱意に感激して、ぜひ活動の場を見てみたいと思い、駒場祭にgo!してきたわけです。

数ある駒場祭の企画の中でも「みどころ」としてパンフレットの1枚目に登場していたサイエンスミュージアム。

ちびっこだけでなく、私を含めたくさんの大人も、科学の原理を使った面白い実験に引き込まれていました。

学生さんたちの説明もわかりやすくて、とても上手でした。

カラフルな風船を使った実験は、「ジャイロ効果」を説明するショーでした。

ジャイロ効果とは「まわっているものは安定する」という性質です。

拍手をしていて撮りそびれましたが、この風船は、このあと風を受けて空中に浮いてクルクル回転していました!

身近な科学、面白いなあと思うと同時に、

「止まると倒れてしまうけれど、まわり続けることで安定し、倒れにくい」という説明を聞きながら、「人生と同じだ・・・」と、いたく感じ入っていた私でした。

CASTさんの活動を見ていて、実際にこうして来場者の方に披露できる状態になるまで、たくさんの試行錯誤があり、練習や準備の積み重ねがあったのだろうな、と思いました。小学校や行政関連でのショーも多いそうで、責任感がないとできないことだと思います。すごいなあと思いました。

「東大生から科学をわかりやすく、楽しく教えてもらう」という経験が子どもたちに与える影響、将来の可能性は無限ですよね。

科学を好きになって、身近な生活の中での発見を楽しむ子も増えるでしょうし、勉強そのものに興味を持つきっかけになり、もしかしたら偉大な科学者の卵を輩出するきっかけになるかもしれません。

もちろん、サークルメンバーお一人お一人がそうした存在であることは言うまでもないのですが。

これからも活動が良い形で発展していくと良いなあと思いました!応援したいと思います。

(東大CASTさんのホームページはhttp://www.ut-cast.net/です!)

さて、学園祭当日の駒場は、たくさんの来場者のほか、おそらく他大学からの女子大生もたくさんいて非常に混んでにぎわっていたので、駒場の日常風景とは違いました。

それでも昔授業を受けていた教室や、サークル活動に打ち込んでいたテニスコートなどを見るととても懐かしくて、短い時間ながら、今年も行くことができて本当に良かったです。

1号館という、時計台のある代表的な建物の壁。

キャンパスの端まで続く銀杏並木。

「大学1年生の秋、銀杏の葉が全部散る前に恋人ができないと、ずっとできない」とかいう駒場伝説(?)があり、銀杏が落ちていくのを毎日切ない気持ちで見つめていたことを思い出しました(笑)

いま、受験に向けて頑張っている受験生のみんなが希望する大学に進み、来年、学園祭を楽んでいるイメージを思い浮かべつつ、駒場をあとにしました。

みんな、あと少し、がんばろう!!

それでは今日はこのへんで!

この記事を書いた人:

学習塾Dear Hope代表 東大卒 英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子