伊藤 智子


AO入試の季節。AOの動向と、AOに落ちた場合

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AO入試の季節。AOの動向と、AOに落ちた場合

こんにちは。学習塾Dear Hope代表 伊藤智子です。

8月下旬より、急にアクセスが伸びている記事があります。

それが、こちらのAO入試に関する記事(大学受験 AO入試から、一般入試に切り替える人へ)です。

この記事は、ちょうど1年くらい前、準備してきたAO入試で不合格になり、一般入試に向けて気持ちを切り替えて頑張ろうとしている塾生がいたので、その子に宛てた手紙のようなつもりで書きました。

結果的に、その塾生は、一般入試で自分が一番行きたい大学への合格をつかむことができました。ですが、気持ちを切り替えることは、決して簡単ではなかったと思います。

去年の記事には、AO入試の動向など、追記しましたので、ぜひお読みいただきたいと思います。

一見、お手軽に見えるAO入試

AO入試は、一見、一般入試よりも手軽に受験できそうに見えます。

大学によっては、AO入試で必要になるのは、「書類と面接だけ」「書類と面接、小論文だけ」。こうした課題を見ると、一般受験をするよりも厳しくなさそうな印象を受けることもあります。

事実、学業面では一般入試での合格レベルに及ばない受験生が、AO入試で合格するケースもあります。

けれど、「チャンスのひとつとしてAOも受験する」という受験生が増えてきており、倍率が非常に高くなりました。

その結果、それなりの準備と対策をしても、合格しづらくなりました。

AO入試は、それなりに準備に時間がかかる

そうなのです。一見手軽そうに見えるAO入試でも、多くの場合は準備に時間がかかります。

AOで課されるのが、たとえ「書類提出と面接」だけだったとしても、その事前提出書類には「志望理由書」「自己PR」など含まれており、そんなに簡単に作れるようなものではありません。

たいていの場合は、下書きを書き、学校の先生や身近な人に見てもらって意見をいただいて、それをもとに書きなおし、また見ていただいて、また書き直し・・・という作業を行います。

私も、小論文指導もしている関係で、提出書類についての指導をすることがあります。

私は、「本人の内側から出てきた思い、言葉ではないと意味がない」と思っています。

そのために、本人の内側からの言葉を引き出す手伝いはしますが、サンプルを渡すようなことはしません。

なぜなら、自分の言葉で作られていない書類は、どこか表面的で、どこか薄っぺらいからです。

だから、書いた文章を読んで、「これぞ自分の文章だ!」と納得できる文章になるようにブラシュアップしてくのですが、そうすると、一朝一夕に完成させることなど、とてもできるものではありません。

だから、受験生として貴重な時間を費やして準備してもいい、と思える大学にチャレンジすることが大切ですね。

ぜひ、こちらの記事もお読みください。

大学受験 AO入試から、一般入試に切り替える人へ