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英検受験の動向(メールレター公開①)

Posted by 伊藤 智子 on
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【保護者様・教育関係者様向け記事です】

<品川区 武蔵小山/オンライン 当塾のご案内はトップページからご覧ください。>

こんばんは!伊藤智子です。

2017年12月より、保護者様・教育関係者様向けに「未来をひらく教育」メールレターを書いています。

塾の経営者、習い事教室の代表者の方も多くご登録くださっており、「楽しんで読んでいます!」「勉強になります!」とのお声を次々といただいています。

ただ、まだ始めて日が浅いので、なかなか私のメールレターの存在をお知らせ出来ていません。そこで、つい最近お届けした「英検受験の動向」の内容を、特別に公開したいと思います☆

こんな感じで毎回書いています。ご興味があれば、ぜひ無料メールレターをお楽しみください。

ご登録はコチラです!

※わりと長文です。

* * * * *

2018年1月28日発行メールレター「英検受験の動向」

前回のお便りから少し時間が空いてしまいました。

(※この間、ご登録いただいた皆様、ありがとうございます。ご登録後5日間にわたり、登録感謝企画のメールが届きますが、このメールは、それとは別に、タイムリーにお届けしているものです。)

東京でも凍えるような寒さが続いていますが
お元気でお過ごしですか。

受験生のご家族にとっては、日々の天気予報も
いつになく大きな関心ごとだと思います。
体調に気を付けて、最後まで元気で乗り切ってください!
応援しています!

今日は、以下の3つのお話をお届けします。

1、塾の近況*個別試験対策真っ只中!

2、英検受験の動向

3、新教室のオープニングイベント開催します!

*    *    *

1、塾の近況    赤本にまみれる日々

センター試験後、
各人の受験校の対策が本格化しています。

首都圏の私立文系の受験生ですと、
平均してひとり10校ほど出願するので、
私はそれらの過去問を解いておくことになります。

一律の対策をする塾のほうが多いですが、
やっぱり、一人ひとりのことを考えると、
できるだけ受験校に沿った対策もしてあげたいわけです。

不思議なくらい、各人の受験校がバラバラなので、
私はかなりの数の赤本にまみれてしまいます。

毎年このような生活ですが、まさに赤本地獄、です(笑)

赤本天国といったほうがいいのかもしれませんが、
私はそこまで悟れていません。

ただ、日に日に実力を伸ばし、
成長する塾生を見ることができるのも
この時期ならではの喜びです。

これまで努力してきた受験生の直前の伸びは
すごいものです。

最後まで元気に頑張って欲しいなあと
心から思い、応援を続ける毎日です。

*  *  *

2、英検受験の動向

先日の日曜日は、英検の一次試験でした。

英検の最近の動向は以下のとおりです。

★1、小学生以下(つまり小学生含む)の受験者数は毎年、増えています。

この5年で、年間31万人→36万人弱。おおざっぱに言うと、毎年1万人増えているイメージです。

★2、中高生以上の受験者数は、2015年度から急増(年間、約190万人→2015年度から約250万人)

ちなみに、この人数は、1年間の「総受験者数」なので、1年に3回受験した人は3人分になっていると考えられます。

★1の、小学生が増えている要因は、小学5、6年生に正式に科目として英語が導入されることや、それに伴う幼少時からの英語教育熱の高まりがあります。

★2は、2020年度からの大学入試改革に先立って、「大学入試の英語の方式が多様化」していることが挙げられます。

具体的には、

今までは、大学受験と言えば、
センター試験やそれぞれの大学の個別試験で、
英語の試験を受けなければなりませんでした。

しかし、大学入試改革では、
英語については「外部試験の活用」という
方針が出されています。

つまり、英検やTEAP、GTEC、TOEICなど、
4技能を測れる外部試験のスコアを
「入試の英語の得点」として採用するのです。

その動きは、すでにいくつかの大学で見られます。
先頭をきったのは上智大学。

上智はTEAPを英検と共同開発した大学なので、当然ですね。

現在は、MARCHを中心に、採用が増えています。

導入し始めの年は、TEAP枠は上智の1学部でたった5人など、
実験的な感じでしたが、
年々、外部試験を活用する大学、学部が増えています。

活用の仕方は様々ですが、一例では
「英検2級は一律70点とする」のようなイメージです。

100点満点の英語の試験で、本番、70点を確実に上回る自信のある受験生には不利な話かもしれません。絶対に80点取れるなら、英検利用枠ではなく、本番受験したほうが良いですね。ところが、そんな自信のある受験生は、まずいません。

そうすると、70点確保しておいて、あとは国語と社会の点数で勝負、としたほうが、安全で合格可能性が高まる人もいるわけです。

このような背景で、英検2級、できれば英検準1級を目指す高校生が増えました。

「とりあえず、英検を取っておくと有利そう!」という雰囲気が広がりました。

もちろん、上記のような本番の受験だけではなく、AO入試や公募推薦などでも、資格が何もないよりは、資格があった方が有利ですしね。

個人的には、本番、英語の点数が確保されていることの安心感は大きいですし、
体力的にも有利ですし、メリットはあるなと感じています。

でも、私だったらどうしただろうと考えると、英語以外の科目の出来によるかな、と思います。

 

英語以外がボーダーラインだったら、英語で差をつけないと合格できないわけで、一律の点数をもらっている場合ではないからです。

 

私は英語で点数を稼ぐ受験生だったので、一律で決められた点数をもらうことに心理的に抵抗を感じたかもしれません。

 

では、英検はいつ取得すればよいのか、という話ですが、長くなりすぎたので、次回お届けしたいと思います。

 

次回もお楽しみに!!

https://dearhope.jp
Dear Hope 伊藤智子

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