おはようございます。伊藤智子です。

私は、プロフィールにもあるように、「英語講師・キャリアコンサルタント」と名乗っています。今日は、このキャリアコンサルタントのお話をしたいと思います。

 

キャリアコンサルタントとは 学校選びも「キャリア選択」

中高生の皆さんにとっては「キャリアコンサルタント」という言葉には馴染みがなく、どんなことをしているのかイメージがわかないかもしれません。

実は私自身、数年前まで漠然としたイメージしかありませんでした。

キャリアコンサルタントといえば、一般的には就職や転職などの時に、その人に合った仕事のアドバイスをしたり、就職活動・転職活動を様々な面からサポートする人のことです。

でも実は、大学生の就職相談はもちろん、中学生・高校生に向けて進路選択の相談に乗ったり、アドバイスをすることもキャリアコンサルタントの仕事です。

なぜなら、Career(キャリア)という言葉は、狭い意味では「職歴」ですが、広い意味では「人生の道」つまり人生、ということになるからです。人生における選択はすべて、その人のキャリアです。だから、当然、中学生・高校生の進路選択も、大事なキャリア選択。(ただ、中高生向け専門のキャリアコンサルタントは非常に少数ですが。)

私自身はこれまでキャリアコンサルタントにお世話になったことはありません。でも、これからの時代は、大学受験をするうえでも必要だと強く思っているので、私もイチから勉強してキャリアコンサルタントの資格を取り、生徒さんの進路選択の相談に生かすようになりました。

大学合格は、あくまでスタート

長年、受験指導をする中で、「ただ有名大学に行ければよい」という考え方には疑問を持ってきました。一人ひとりが自分に合う進路を考えた上で、大学選び・学部選びをしてほしいなと思っています。

それは、大学合格は、あくまでスタートにしか過ぎないからです。

合格だけを目指してきた人が、大学に入ってから何をしたらよいのかわからず、大学を辞めてしまうケースというのは、私の学生時代、東大のクラスでも目にしてきました。

ただし「自分に合う進路」というのは、「将来の職業」とは必ずしも一致しません。中学生・高校生の時点で、将来の具体的な職業まで見通すことは難しいですよね。そもそも、皆さんが大人になるときに世の中にある職業というのは、今と同じではないはずです。

だから、具体的な職業を考える前に(すでに、具体的になりたいことが決まっている人は、もちろん、それを目指して頑張ってほしいですが)、自分はどんなことが好きなのか。どんなことをやりたいのか。興味がある学問分野は何か。そして、大学ではどんなことが学べるのか。

こういうことを知った上で大学・学部を目指すことで、よりその人に合った進路選択、将来につながる進路選択ができるようになると考えています。

これからの社会において「若者向けキャリアコンサルティング」が必要な理由

自分のキャリア(進路)を見つける出発点は「1、自分を知ること」と、「2、キャリア(進路・職業)を知ること」の2つです。

まず、2のキャリア(進路・職業)を知ること、からお話ししていきます。

まずはじめに、みなさん、世の中にはいくつの『職業』があるか、ご存知ですか?

一昨年、私がキャリアコンサルタントの資格を取得したころにはすでに3万とも、5万とも言われていました。

「万」ですよ。すごい数です。とても把握しきれません。

そして、大学の学部・学科・コースも、実はものすごい種類があります。先日、インターネットで目にした記事には2000を超える数が書いてありました。

そして、この数は、毎日増えています

たとえば職業に関しては、いまは、個人が「自分は〇〇屋さんです」と、職業を創り出し、名乗ることができる時代なので、もはや、数えることは不可能なのではないかと思います。

少なくても、私が学生のころ、「ユーチューバー」という言葉はありませんでした。でも、今ではそれを仕事にしている人がいるわけです。だから、数年後には、今は想像もできないようないろんな仕事、稼ぎ方がさらに生まれてくるはずです。

では、そんな中で、いったいどうやって自分に合う仕事・学部や学科を見つけていくことができるのでしょうか。

まずは、選択肢を知ることも必要です。「知らないものは、選べない」ので、どんな仕事があるのか。どんな学部や学科があるのか。アンテナを張って情報を集めていくことが必要です。

でも、それだけでは不十分。

そこで、1の「自分を知ること」が必要になってきます。

自分がやりたいこと、興味があること、向いていること、というのは、意外に自分だけではわかりにくいものなんですよね。自分のことは、自分が一番わかっているはずなのに、意外に見えていないものです。

心の奥では「いいな」と思っても、もっと表面の意識で「無理だ。きっとできない。」という気持ちで無意識に打ち消しているなどして、その結果、その「いいな」と思う気持ちが見えなくなっていた李、忘れてしまっていることもあります。

または、昔は「こうなりたい」という気持ちを持っていても、誰かに否定されたり、向いていないと言われるなどして、その気持ちを封印しているうちに、そのほかの人の意見が、まるで自分自身の意見のようになってしまうこともあります。

進路選択にあたっては、本当の自分の気持ちをしっかり考える時間をもってほしいなと思います。

そうやって考えた時間は、たとえすぐに目に見える成果につながらなかったとしても、自分の人生の岐路における選択で、必ず力を発揮してきます。

私のキャリアコンサルティング

上記の通り、私は、大学選びも仕事選びも、同様に、その人のCareer(人生)の大事な選択だと思っています。

普段は、英語の授業を通して生徒さんと接する時間が長いので、英語の生徒さんに関しては、授業の際に進路相談に応じることが多いです。

ただ、英語の授業を受けていない中学生・高校生に対しても、自分の道を発見するサポートを行っています。

内容は、私が作った「夢を見つけるキャリアシート」に基づいて、20個の質問に答えながら、自分を知っていくというものです。

受けた人からは、「質問に答える中で、今まで知らなかった新しい自分を知ることができたと思う。」という感想をいただいています。

自分を知ること、そして仕事や学部・学科の選択肢を知ること。この両面によって、自分に合う道を見つけることができてきます。

一度お話ししてみませんか。

 

この記事を書いた人:

東大卒 英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子

■東京都品川区武蔵小山、神奈川県武蔵小杉等で直接、受験指導をしています。受験相談・学習相談をしたい方、大学受験指導のお問い合わせ等は、サービスのご案内のページをご覧いただいたうえで、お問い合わせください。