おはようございます。学習塾Dear Hope代表 伊藤智子です。
今日はお気に入りの英文をご紹介します!
授業ではたびたび取り上げているので、お馴染みの人もいると思います。
本日の英文
A stitch in time saves nine.
stitchとは、縫い物のひと縫い、ひと針(ステッチ)のことです。
saveには、「救う」以外に、(手間を)省く、という意味がありますね。
早めに(やるべき時に)ひと針縫っておけば、9針分の手間が省ける、という意味です。
日本語では「今日のひと針 明日の十針」と訳されています。素晴らしい訳ですよね!
少し前ですが、この英文を実写化したような(笑)ハプニングがありました。
洗濯物を洗濯機から取り出そうとして、お気に入りのシャツを引っ張り上げたところ、ビィーっと嫌な音がして、襟の部分が破れてしまいました
確かに、襟の折り目が擦り切れ始めていて、気になっていました。もし、早めに補修しておけば、こんなに大きな裂け目にはならなかったでしょう・・・。調べたところ、修復には、襟を取り外して裏返すという離れ業が必要で、私にはできないので、お直しに出しました。
今日やるべきことをやらずに、明日、同じ分量をすればいいかというと、そうではないようです。ここがこの英文のミソですね。今日やれば1針で済むのに、放っておくと明日には10針必要なようです。転がっていく雪だるまのように、時がたつにつれて、大きく太っていくのですね・・・。
早め早めにやることをやって、気持ちよく、毎日過ごしましょう。
そして、昨日「ひと針」縫いそびれたことを悔やむ暇があったら、元気を出して、さっさと今から、十針縫いましょう。
この記事を書いた人:
学習塾Dear Hope代表 東大卒 英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子