こんにちは!学習塾Dear Hope代表 伊藤智子です。
ブログにお越しくださり、ありがとうございます。
ゴールデンウィークももうすぐですね。
高3受験生のみなさんにとっては、まとまって勉強時間がとれる貴重な期間になるかと思います。
そこで、今日は「目標設定」の話を書きたいと思います。
目標の立て方
まずは目標を立てる意味ですが、自分のレベルアップに向けて、日々の行動を明確にすることだと思います。
だって、目標を立てても、行動が変わらなかったら、あまり意味がないですもんね。
だから、「行動が明確になる」目標であるというのは、目標の大事な要素です。
SMARTな目標設定という言葉を聞いたことはありますか?
みなさん、目標は、どんな目標が良い目標だと思いますか。
SMARTというのは、良い目標の特徴の頭文字を集めたものです。
今日は、SとM、Aについて説明します。
S=specific 具体的な目標
例えば、受験生の皆さんだったら、目標と聞くと、「○○大学合格!」というものを思い浮かべるかもしれません。
それももちろん大切な目標なのですが、「日々の行動レベル」で考えた時には、漠然としています。
もう少し、具体的である必要がありますね。
「○○大学合格には、英語を伸ばす必要がある。
特に文法を最初に固める必要があるから、○○の問題集を3周するために、○月○日までに1周する。そのために1日に○ページやる。」
といった、具体的なものであると、行動に移しやすいのです。
M=measurable 測定できる目標
上記とも関係しますが、目標は測定できるものでないと、達成したのかどうか、わかりませんね。
たとえば、今の時点でセンター英語が200点中140点ならば、○○までに160点にする、というような内容だと、測定可能ですね。
なお、○○までに、という時期ですが、あまりに先すぎるのは良くないです。自分にとって、気持ちの区切りになりやすい時を見つけてみましょう。
たとえば、1~2か月ごとに定期的にある模擬試験は、良い区切りになりますし、今回なら、短いですが、GW終了までに、というのも良いと思います。
A=achievable 達成可能な目標
例えばですが、いまセンター100点の実力の人が、ゴールデンウィーク中に200点にする、というのは、かなり厳しいです。なぜなら、明らかに、語彙力、文法知識、読解力、そしてスピードが足りていないので、もう少し時間をかけて伸ばす計画を立てたほうがいいです。
でも、140点を160点にするのは、何に集中すべきか分析は必要ですが、達成は十分可能です。
ただ・・・SMARTな目標達成の理論からは外れますが、「100点を200点に!」くらいの気概を持ってやる、というのは、私は好きです。
200を目指していたら、おとなしく120を目指す場合より、よっぽど伸びるかもしれません。
GW中、それこそオリンピック選手の頑張りの勢いで、真剣に英語だけやるなら、160くらいいくことも、十分あり得ます。
ただし、やるなら本気で目指すことが大事!
自分にとって、どのくらいがちょうどよい目標か、考えてみましょう。
明日はRとTについて書きます。
目標というのは、1人1人、オリジナルなものです。ぜひ、自分を一歩成長させる目標とはどんな目標か、考えてみてください。
それでは、また!
学習塾Dear Hope代表 伊藤智子