こんにちは、学習塾Dear Hope 数学担当の伊藤です。
夏休みも終わり、皆さんの学校では授業やテストが始まったことと思います。
夏休みの期間、皆さんは集中して勉強できたでしょうか。
できたという人も、そうではなかったと感じている人もいることと思います。
9月に入り、今年のセンター試験まで残り約4か月、国公立大学の二次試験までは残り半年を切りました。受験生の皆さんの中には焦りを感じている人も多いかもしれません。
そこで今回は、淡々とやるべきことを進めよう、というお話をします。
私も、受験生時代に、焦る気持ちになったことは何度かあります。そのときのことを振り返ると、焦る気持ちには二種類あるように思います。
第1は、単に勉強時間が確保できていなくて、「もっとやらなきゃ!」と焦る気持ちです。
これには、まず3日間、集中して勉強するのが効果的です。集中して勉強できているな、と感じることができれば、落ち着きを取り戻すことができるでしょう。
第2は、もう少し複雑な、次のような気持ちです。
すなわち、今の自分のレベル(学力)では志望大学の合格はまだまだであり、残された時間では足りないのではないか、と不安に思う気持ちであったり、あるいは、自分よりも成績が良い友人と比較して、自分には能力が無いのではないか、と自己否定する気持ちです。
これらの気持ちに対する処方箋は、まともに向き合わないことです。
目標の大学がどうであれ、他人がどうであれ、勉強においてやるべきことは、一歩先のことです。
二歩先のことは、一歩先に行ってからやればよく、三歩先のことは二歩先に行ってからやればよいのです。
二歩先、三歩先のことをやろうとすると、勉強がはかどらないために、さらに不安になったり、理解が進まず、「これでは全然だめだ!」とますます自己否定の感情に陥ってしまったりと、焦る気持ばかりが募ってしまいます。
そうすると、かえって勉強の効率が落ちてしてしまい逆効果です。
ですから、一歩先のことを、淡々と進めましょう。
受験は、自分との勝負です。他人との勝負ではありません。
他人は他人、自分は自分です。
今日の努力によって、昨日までの自分より少しでも前進できたのなら、それでよいのです。
落ち着いて、目の前の課題に淡々と取り組むならば、やがて加速しながら実力が上がっていくはずです。
学習塾DearHopeは、皆さんの成功を応援しています!
それではまた。