おはようございます。学習塾Dear Hope代表 伊藤智子です。
ちょっと感動したことがあったので、書きたいと思います。
7月初めの、ある相談
7月初めに、自宅学習ではどんな教材をやったら良いのかと、ある生徒さんから相談されました。
受験生はみな同じなのですが、やはり課題は「制限時間内に、問題を解き終えて得点力を上げること」でした。その生徒さんは特に、難しい文章を読みこなせるようになったからこそ、「点数に結び付ける」という実戦力を上げていきたい段階にありました。
そこで、センター試験の過去問を、時間を計って解くことをお勧めしました。
ちなみに、人によってアドバイスの内容は変わります。
例えば・・・
①まだ英語長文に慣れていない場合⇒1年分一気にやるよりも、大問ごとに1日1題解くイメージで、復習に力を入れて、長文慣れしていくのが良いです。
②センター試験なら必ず8割は超えるような人⇒普段は難しい文章を時間をかけて取り組んでいることが多いので、「易しめの文章を早く読む感覚」を忘れないために、週に1~2回、センターを時間を計って1年分解いたりするのがいいですね。
また、文法を忘れ気味だと思うならば、第2問を集中的に解くのも効果的です。
さて、その生徒さんには、80分以内に、1年分まとめてとくことをお勧めしました。
1年分といっても、解くのに80分かかるうえ、丸付け、復習も考えると、なかなか大変ですよね。
夏の間に7年くらいできたらいいな、と思っていました。
思いがけない報告
ところが、先日、「30年分、一通り終わりました!」と報告をいただいたのです。
もう、ビックリしました。
相談があってからちょうど1か月弱くらいしか経っていなかったのです。
聞くと、1日2年分とかやる日もあったそうで。
本当にびっくりしました。
英文を読み続けることって、なかなかエネルギーがいりますよね。
目標に向けて本気で努力していることが伝わってきて、感動してしまいました。
もちろん、人ぞれ状況が違うので、毎日センター2年分をやることを勧めているわけではありません。
でも、自分でやろうと決めたことをやりきることで生まれる自信は、その人自身の力になるので、その部分は、ぜひ皆さんにも参考にしてほしいと思います!
それが、夢を手にする力になってくると思うので。
それでは、今日はこの辺で!
この記事を書いた人:
学習塾Dear Hope代表 東大卒英語講師・キャリアコンサルタント 伊藤智子