伊藤 智子


【合格体験記】一生忘れられない、かけがえのない受験に

Posted by 伊藤 智子 on
合格体験記

 こんにちは。学習塾Dear Hope塾長の伊藤智子です。今日は、今年の受験生の、素敵な合格体験記をご紹介させていただきます。

 大学受験を終えたとき、「一生忘れられない、かけがえのない受験だった」と思えたら、素晴らしいことだとは思いませんか。この合格体験記を書いてくださったIさんは、大学受験の経験を、一生忘れることのできないかけがえのないものにすることができた、と話してくれました。Iさんにとって、受験が終わるまでの日々は、決して順風満帆だったわけではありません。でも、自分が掲げた目標を諦めることなく、最後の1日までやり抜くことができた結果、このような充実感をもって、受験を終えることができたのだと思います。

 これから受験を迎える皆さんも、この記事を読んで、ぜひ、自分にとってどんな受験だったら、自分が納得できるのかを考えてみてください。

塾の教室近くの桜

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【合格体験記】Iさん 東京女子大学、共立女子大学、大妻女子大学 合格

入塾のきっかけ 苦手だった英語をそれ以上放置できなかった

私は、高校受験を終えてから高校1年生の冬に入塾するまで、英語の勉強を放置し続けてしまっていました。もともと中学の時から英語が苦手だったのですが、高校に入ると内容も難しくなり、学校では既に応用的な内容に進んでいたので困っていました。そのことを伊藤先生に伝えたところ、本当に基礎から丁寧に教えてくださって、内容もその都度私に合わせてくれました。学校の先生には、いまさら聞けないと思うようなことを質問しても、真摯に向き合ってくれました。

通塾後の成績の変化と、授業の様子

 成績の変化としては、通い始めて少しして学年末試験がありましたが、英語だけ急に成績が上がりました。その後も、高校2年にかけて、定期試験の成績が少しずつ上がっていきました。高3になってからは、模試で文法問題がだいたいわかるようになって手応えを感じ、「基礎が固まったのだな」と自分でも実感しました。その後は基礎的な内容と並行して長文をこなすうちに、少しずつ成績が伸びていきました。

 私は、高2まではマンツーマンで受講し、高3から少人数クラスの授業を受講しました。最初は不安もありましたが、クラスでは、他の生徒さんの質問も、全員の学びにつながるように先生が共有してくれたので、定着が速くなったと感じました。高めあえる仲間もできて、楽しく勉強できました。

精神の安定を保つのが大変だった受験期

 受験期に大変だったのは、睡眠時間が減ってしまったり、肩や腰が痛くなってしまったりと、肉体的なしんどさはもちろんありましたが、一番は精神の安定を保つことでした。

 受験を迎えるにあたって、私を応援してくれている人の気持ちに応えたいと思うあまり、どこにも受からなかったら申し訳ないし、浪人もしたくないしどうしよう、という否定的な気分になってしまうこともありました。そんな中、伊藤先生はどんな些細な事でも相談の場も設けてくれてとてもありがたかったです。

 これから受験を迎える人に対するアドバイスとしては、とにかく歩みを止めないことです。私は、全く勉強しない日があるのは良くないと思ったので、やる気の出ない日や、どうしても時間のない日は、寝る前に少しだけ単語帳を見るようにしていました。

一生忘れられない、かけがえのない受験に

 最後に、この受験は私にとって一生忘れられないかけがえのないものになりました。私には、もともと、「この大学に行きたい。」とか「このレベル以上じゃないと嫌だ。」というような気持ちがなく、「自分として受験をやり切れたらいいな」という想いを持っていました。「後悔しない」ということが目標だったのです。

 振り返れば、高校受験は、頑張ったものの、真剣にやり切ったとは言えなかった気がするのですが、大学受験では、真剣に自分の進路に向き合うことができました。学校の先生の一部や同級生の一部からは、「GMARCH以上に行けなかったら終わり」「〇〇大学くらいには行けないと将来困る」「最低、この大学に行けなかったらいかないほうがマシ」というような声が聞こえてくることもありました。私自身も、高2の初めくらいまでは、そうした声に影響され、そのような考えにとらわれていたこともありました。

 でも、次第に「大学に入ってからの方だ大切だ」ということに気づきました。塾で、伊藤先生に学校の試験や模試の成績を見せたとき、先生は「こんな成績じゃだめだ」と言わない、初めての先生でした。ふつうは、成績の悪い部分を指摘されるのですが、そういうことがありませんでした。そういう反応に触れたこともきっかけになり、大事なのは大学のレベルだけじゃない、入ってからも頑張ろう、と思えるようになりました。

 そのように接していただいたおかげで、私は、周囲の声に惑わされることなく、受験校を自分の考えで決めることができました。伊藤先生は私の決めたことに対していつも肯定してくれました。他の人から聞いたことに流されて受験校を決めてしまっていたら、受験の最後まで気力を持たせることはできなかったと思いますし、今のような満足感を得られていなかったと思います。

 この経験を糧に、大学生活も充実させたいと思います。本当にありがとうございました。

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 Iさん、あらためて合格おめでとうございます!!受験初期に、なかなか合格が出なくて苦しい時期が続きましたね。でもそのときにも、自分が心に決めた「やり切る」という目標を心の指針にして、頑張り切れたのだと思います。身近なご家族も、Iさんの受験校選びなど、Iさんの想いを尊重し応援されていて、心強かったことと思います。

 受験を終えた後の晴れ晴れとしたIさんの顔を見て、後悔しない受験ができて、とても立派だった、と心から思いました。

 大学生活、そしてこれからの人生も、今回の受験を通して得た糧を大切にして、楽しく充実したものにしていってください。

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